残穢-住んではいけない部屋- (2016日本)

『残穢』公式サイトへ本当は松竹さんに感謝しなきゃ行けないんだけど、先行上映会に招待してくれた作品が、SunHeroの苦手なホラー・ミステリー作品「残穢」だなんて!モチロン観に行きましたよ、わざわざ隣県まで。

要するに、応募できる映画館が都道府県単位だったんで、東京はMOVIX昭島、神奈川はMOVIX橋本、埼玉はMOVIXさいたまを希望したところ、見事当選したのが神奈川だったという訳だ。埼玉だったら、新宿ピカデリーよりも遠いから、ある意味ラッキーだった。

それにしても、「夜のミステリー試写会」(1月26日 20:00開始)だなんて、クルマで出掛けたら、帰りに事故を起こしそうで、即断で公共交通機関で行くことにした。これ、ある意味、正解でしたよ。

映画の宣伝文句に倣えば、「穢れ(けがれ)」の連鎖、すなわち、「呪い」が伝染していく。だから、続きは貴方が体験して下さいと言わんばかりの終わり方だったのだ。深夜近くに一人クルマを運転して、交通量の少なくなった国道の峠越えとかで、見たくないモノが見えちゃったら、ヤバイなんてもんじゃ済まないでしょ!?

一体どんな映画だったのかと言えば、竹内結子演じる小説家の「私」は、読者投稿を基に何かの雑誌に短編ミステリーを毎号掲載してもらっている。滝藤賢一演じる旦那様も、本職はミステリー作家だが、「私」同様、怪奇現象とか心霊現象とか全く信じていない。

ある日、橋本愛演じる女子大生から、一人暮らしを始めたアパートで、毎夜不気味な音がするという手紙をもらう。前から住んでいる主婦達に聞いても、彼女の部屋とその隣室は頻繁に住人が変わる程度だと言われ、不動産屋にも確認したが、殺人事件はおろか、不審死すら無いと言う。

興味を持った「私」は、実際に女子大生の住むアパートを訪れ、やがて二人はアパートではなく、その土地に何かがあったのではないかと、役所でもらった昔の登記地図を持って、古くから住む街の人を尋ね回る。初めから、一番古くから住んでいる人を尋ねればいいのにと思うが、実際にその街のことを知らなければ、町会長を訪ねるのは順当な方法だろう。

やがて、佐々木蔵之介演じる作家仲間が加わり、彼の所属するミステリー好きのサークル仲間が色々手掛かりを持ち込んできて、過去の読者投稿との関連性が明らかになると、サークルで話題になっていた屋敷が実在することが判明する。その投稿者の案内で、福岡県の寂れた炭鉱跡の街まで出掛けて、狂人と思われていた昔の家主が、炭鉱事故の犠牲となった人達の祟りを絶とうとして、凶行に及んだと言う事実が浮かび上がる。

招待状表面とにかく、アパートのある土地にはオゾマシイ因縁が集まっていて、過去の住人の中には引っ越し先で非業の死を遂げていることが分る。結局、女子大生は引っ越して、新しい住いでは平穏に暮らせるようになるが、「穢れ」は確実に拡散していた。ついには、「私」夫婦の新居でも怪奇現象が起きる。

映画はそこで終わる。中途半端というか、実に後味が悪い。後ろに居た女子高生達は、ちっともホラーじゃないとアッケラカンとしていた。確かに、ホラーっぽい演出は、怖さよりも撮影の仕方とか、画像処理の方が気になって、SunHeroですら大した事ないと思った。

だが、怨念がらみのミステリーは、徒に帰宅を急かす。「タダほど高いモノは無い」というが、この場合は「タダほど怖いものは無い」と言う表現が相応しい。SunHeroにとっては「見てはいけない映画」だった(苦笑)。

実は最近、夜中に台所でキュルキュルという甲高い音がするようになった。大抵はお湯の方の栓が緩んでいて、僅かな水が漏れ出した際の音なのだが、きちんと締めたはずなのに、時々忘れた頃にキュルキュルと鳴り出す。ムカついて力任せに栓を締めると、水道管がバンという音を立て、衝撃が管伝いに家の外へ出て行くのが分る。忘れた頃に、その衝撃が倍返しなんてことは、くれぐれも勘弁して欲しいものだ。

最後に、松竹さんへのクレームです(笑)。せっかくのご招待なので、有難くお受けしましたが、おかげでブログの更新がスッカリ滞ってしまいました(怒)。

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