訃報相次ぐ2月の音楽界

2022年2月が特別多い訳では無いが、SunHeroが聞き親しんできた音楽に関わっていたミュージシャンが、相次いで逝去した。物思いに耽る暇も無いくらい、立て続けだった。

まとめて冥福を祈るのは、極めて失礼な事だとは分かっている。それでも、当ロッジを訪れて下さった皆さんの中にも、何かしらの想い出がある方もいらっしゃるかもしれないと思うと、取り上げずにはいられなかった。

Rest In Peace:

Willie Leacox (74)・・・・
2月4日、カリフォルニア州Stocktonの自宅にて。死因は明らかにされていない。1973年から41年間にわたり、フォーク・ロック・バンド “AMERICA” のドラマーを務めた。現メンバーのDewey BunnellとGerry Beckleyも、Twitter上で哀悼の意を表した。

Ian McDonald (75)・・・・
2月9日、ニューヨークの自宅にて、家族に見守られて、穏やかに息を引き取ったそうだ。
King CrimsonとForeignerという2つの著名なグループのデビュー時のメンバーだった。様々な管楽器やキーボード、ギターを操るマルチプレイヤーで、KCの最初のUSツアー後、ドラマーのMichael Gilesと共に脱退し、McDonald & Giles名義でアルバムを一枚発表した。
1976年にはForeignerのデビューに参加したが、最初の3作で脱退した。40周年記念コンサートに参加して、往年のファンを沸かせたそうだ。SunHeroは、1977年の初来日公演で、その雄姿を目にした。たった70分程度のライブだったが、今となっては貴重な体験だ。

Gary Brooker (76)・・・・
2月19日、がん闘病中も精力的にライブ活動を行なっていたが、自宅で亡くなった。「青い影」(1967) のデビュー・ヒットで世界的に知られるProcom Harumのリーダー。グループの公式SNSで発表され、Ringo StarやQueenのメンバー、Paul Stanley、Billy Joel等が弔意を表わしている。
ロックにバロック音楽の要素を取り入れて、プログレッシブ・ロックの礎を築いたバンドのひとつに挙げられる。Brookerの作詞パートナー=Keith Reidがメンバーとしてクレジットされていたのも特徴的だった。King Crimsonはこれに倣ってPete Sinfieldをメンバーとしてクレジットした。
PHは1977年に解散し、その後はEric Claptonのアルバムにゲスト・ボーカリストで客演したり、Ringo Starrのオールスターバンドに参加した。1991年にPHを再結成し、現在までに2枚のアルバムを発表している。2012年には、デビュー40周年の松任谷由実のオファーを快諾して、Procol Harumとして来日、共演した。

Mark Lanegan (57)・・・・
2月22日、アイルランドのキラーニーにある自宅にて。彼のSNS上で、スタッフによって発表された。詳細は不明。
ワシントン州エレンズバーグの出身で、1985年にグランジ・ロックの創始とされるバンド=Screaming Treesでデビュー。1990年代のグランジ・シーンで人気を博した。Josh Homme(ジョッシュ・オム)がサポート・メンバーとして参加し、親交があったことから、Queens Of The Stone Ageのレコーディングやライブに度々参加し、グランジ・ファンから崇められる存在となった。



AMERICA - Sound Stage Live at Chicago (2008)


Foreigner 40th Anniversary Reunion: Encore at Jones Beach (2017)


Procol Harum - A Whiter Shade Of Pale, Live in London 2017


QOTSA - Song For The Dead - werchter festival 2002

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