チケットぴあ 閉店ガラガラ~ お世話になりました

チケットぴあ

チケット販売大手の「ぴあ」は、6月30日を以て「ぴあステーション」、「チケットぴあスポット」の全77店舗の運営を終了すると発表した。1984年に日本初のオンライン・チケット販売「チケットぴあ」のサービス開始と同時に開店し、1999年には最多611店を全国展開していたが、コンビニで発券できるようになると、店舗利用者は減少していった。

後発のチケットセゾンは、21世紀になると、インターネット予約⇒セブンイレブン発券の「e+」(イープラス=エンターテインメント・プラス)へと大転換を図った。ぴあも「@チケットぴあ」で応戦したが、ファミリーマートで発券できるようになるまで、若干のタイムラグがあった。

先見の明があったと思えるのが、1998年にローソンが始めたローチケだ。自分で店内のLoppiを操作してチケットが取れるのは画期的だったが、発売初日は電話予約のみじゃ意味が無い。HMVが傘下に加わったおかげで生き延びた、と言ったら失礼だろうか?

1990年代は、店頭に並ぶか電話予約だった。自宅の電話機をリダイヤル機能付きに買い換えたのは、それだけのためだった。今やチケット予約と言えば、どこもインターネットが主流だろう。そして、発券はコンビニが担う。

不思議なのは、なぜセブンイレブンは、イープラスからチケットぴあへ乗り換えたのか?てっきりファミマと交換するのかと思ったら、ファミマは両方とも取り扱っている。端から見ると、セブンイレブンを追い出されたイープラスを、ファミマが引き受けた格好だ。

もっと不思議なのは、セブンチケットの存在だ。まるでローチケのパクリのようだが、セブンイレブンのマルチコピー機のメニューで「チケット」をタッチすると、【チケットぴあ】の上に【セブンチケット】という項目がある。余計な心配かもしれないが、採算は取れているのだろうか?

チケットと言えば、高額転売という難題がある。最近は発券番号だけの売買も行われている。最良の対策としては、紙のチケットの廃止が挙がっている。実は、電子チケット自体は、インターネット予約が始まった頃から存在している。何とガラケーの時代に電子チケットは登場していたが、SunHeroみたいに『やっぱり紙がいい』という人が圧倒的に多くて、なかなか普及していない。

いずれにせよ、ぴあの大英断は、コロナ禍が背中を押したのかもしれない。長年、本当にお世話になりました。

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