チック・コリア逝く

チック・コリアが逝った。79歳だった。公式発表によると、最近になって非常に珍しい種類のガンを患っていることが分かったそうだ。余命宣告を受けたのか、死期を悟って「全ての協力者に感謝したい」という主旨のメッセージを残したそうだ。そして、2月9日に死去したことが、公式Facebookで発表された。

そういえば、2017年頃から体調を崩していたキース・ジャレット(75歳)は、2018年に二度の脳卒中に見舞われ、昨年10月の時点で左半身に麻痺が残っていて、演奏活動への復帰は非常に厳しいというニュースがあった。二人は共演経験もあり、共に半世紀以上もジャズ界に大きな貢献をしてきた。

正直言って、ジャズには造詣の浅いSunHeroだが、彼が1985年に結成したChick Corea Elektric Bandのファースト・アルバム“Light Years”を、たまたまレコード店で耳にしてたちまち魅了された。恐る恐る来日公演を見に行ったら、妙な例えだが、ボーカルのいないKing CrimsonがYESのような衝撃を受けた。

そこから、Return To Foreverへ遡っていくことになった。何しろRTFが現役だった頃、SunHeroはCarpentersで洋楽に目覚めたばかり。知る由も無かった。高校生の頃には、同級生からWeather Reportの“Heavy Weather”とか聞かされてもピンと来なかった。

どんどん話が逸れていくようだが、Weather Reportの場合は、Manhattan Transferが”Birdland”に歌詞を付けてカバーしたのを聞いてから興味を持った。高校の同級生が興奮気味に聞かせてくれた「あのアルバム」だと分かった時は、感受性の未熟さを痛感したものです。

さて、チック・コリアは上原ひろみとも親交があって、2008年頃だったか、日本でピアノ・デュオ公演を開催したことがある。確か会場が日本武道館だと聞いて、チケットを入手しようとも思わなかったように記憶している。演奏自体がどんなに素晴らしくても、音響的にイイ席が取れなければ意味が無いからだ。

思い出話は尽きないが、ご冥福をお祈り致します。



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