暴走する最高裁の判決

近年、最高裁の判決には疑問符が並ぶものが目立つ。

例えば、最近のスマホからワンセグ機能が消えたのも、そのせいだって知ってましたか?「N国」こと「NHKから国民を守る党」は、最高裁のNHK受信料に関する判決がきっかけで、元NHK職員の立花孝志氏が立党したものだ。「NHKをぶっ壊す!」というスローガンは、NHKの不正を告発してクビになった党首の恨み節とも取れるが、その主張には共感できる。

なぜなら、NHKの放送が受信できる機器を持っていれば、NHKはその使用者に受信料を請求できるというのが判決の骨子だからだ。仮に家にテレビは無くても、NHKが受信できるワンセグ機器を持っているだけで、受信料を払う義務が生じることになる。

だからこそ、N国はNHKの地上波デジタル放送にもスクランブルを掛けて、受信契約者だけが観れるようにしろ!と主張するわけ。あなたのスマホは、ワンセグ対応ですか?

最高裁の浮世離れした判決は他にもある。

つい先月の話だ。ふるさと納税制度で対象自治体から除外された大阪・泉佐野市が、最高裁で国に逆転勝訴した。SunHeroは信じられなかった。制度上の不備を指摘して、除外は不当というのが趣旨だった。制度そのものの趣旨は、全く尊重されない判決だ。

ふるさと納税の基準を逸脱した返礼品で全国トップの納税額をかき集め、総務省の再三の是正勧告を無視し続けた自治体の主張が認められるなんて、最高裁の裁判官は宇宙人かよ?と思った。大義を無視して、重箱の隅を突いたようなセコイ判決を宣告するのは、最高裁に相応しくない。高裁がそういった判決を下した際に是正するのが、最高裁の本来の使命ではないのか?

司法改革の目玉として導入された裁判員制度にしても、過去の判例に照らして量刑が重すぎるという理由で、最高裁で減刑されるケースがある。司法に市民感覚を!という制度導入の目的が、司法の頂点には全く行き届いていない。最高裁こそ裁判員制度が必要だと思う。

実は、泉佐野市には親戚が住んでいる。自治体の行政を担う市役所の暴挙と割り切りたいところだが、そもそも誰があんな市長を選んだのか?親戚があの市長に票を投じたのかどうか、ちょっと聞きづらいよ。

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