2000年8月に韓国でアルバム「ID; PEACE B」でデビューしたBoAは、誕生日(1986年8月25日生)前だったので、当時まだ13歳だった。翌年5月に韓国1集のタイトル曲の日本語バージョンで日本デビューを果たし、2008年には全米デビューまで実現した。韓国デビュー15周年の2015年には、母国で大掛かりなステージの記念ライブを行い、同年末にはほぼ同じ構成のライブを日本でも開催した。だが、その後のBoAの活動は、一気に緩やかになった。
ところが、今月日韓で相次いでニュー・アルバムがリリースされた。まずは、日本で2月14日に、オリジナル・アルバムとしては3年半振りの「私このままでいいのかな」
相変わらず、韓国でのアルバムに対する位置付けはユニークだ。2012年に韓国でリリースされた「Only One」は、2曲のインスト・バージョンで水増しして、全9曲のフル・アルバムという体裁だった。実質7曲収録という点では同じなのに、今回の「One Shot, Two Shot」は1st Mini Albumなのだそうだ。過去には、デビューから半年も経たないうちにリリースされたSpecial Album “Jumping Into The World”は、1.5集という事例もあった。
今回は、まだ韓国盤が届いていないので断言できないが、曲名だけを比べてみた限りでは、言語違いだけの同じ楽曲は収録されていないようだ。というか、日本盤には、韓国での前作「Kiss My Lips」のタイトル曲が、日本語バージョンで収録されている。
デビュー当時13歳だったBoAも、今や31歳の大人の女性だ。アイドルからアーティストへ見事に脱皮した姿、最後に目の当たりにしたのは2015年の“NOWNESS in JAPAN”だった。春には日本各地のZeppを巡るツアーを行うが、残念ながらチケットは取れなかった。今は、1日でも早く韓国盤を聞きたい!
ところで、今日の閉会式には、BoAも登場するのかな?
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