Janet Jackson “Unbreakable World Tour” @Saitama Super Arena, November 22, 2015

ジャネット・ジャクソン来日公演ポスター前回の来日延期(最終的には中止)騒動で、日本でもファン離れが進んだようだ。過去にアメリカのファンクラブ"Friends of Janet"が日本に進出してきた際に、SunHeroはもっと酷い目に遭っているので、その程度はヘコタレナイ。だたし、最初の延期が発表になった段階で、サッサと払い戻してしまった。そして、ダメ押しになったのが、兄Mickaelの訃報だった。

ようやく音楽活動を再開する気になったJanet Jacksonは、ニュー・アルバム“Unbreakable”を引っ提げて、8月にカナダ・バンクーバーからワールド・ツアーを開始した。そして、今月、ほぼ14年振り(2002年1月)の来日公演が実現した。会場はさいたまスーパーアリーナ。前々回の日本武道館の2倍のキャパだが、前回の東京ドームの半分以下という、比較的良心的な会場だ。

ただし、直前の北米ツアーで、一部の公演が体調不良を理由に延期になり、ハワイ公演後、無事大阪入りしたという情報を得た時は安堵した。(12月28日追記: 病名を公表していないが、緊急手術が必要になり、所謂ドクター・ストップで1月以降のツアーを振替日程未定のまま延期した。意地でも日本公演は開催したかったのだとしたら、体調不良を微塵も感じさせなかったパフォーマンスは、正にプロの仕事だ。

コンサートは正味1時間40分程度だった。全33曲ということだが、メドレー形式で披露される曲が多く、所謂ソウル・レビューのスタイルだった。段取り通りドンドン進行していくのは、安室奈美恵のコンサートのようだったが、盛んに観客にアピールしていたのは、安室にも見習って欲しいと思った。

流石に、Luther Vandrossや兄Michaelとの共演曲をやった時は、何か熱いものが込み上げてくる感じがした。同時に、そこに居て欲しい人が、既に故人であるという紛れもない事実を突き付けられて、寂しい気持ちにもなった。そして、アンコールらしい間もなくアンコールに突入、というか、どの公演のセットリストを見ても、アンコールという区切りは見当たらなかった。

今回はすっかりご無沙汰してしまった日本のファンのために、コンサート以外にも色々なファン・サービスが用意された。当日券が出るくらいだから、離れていったファンを呼び戻し、新たなファンを獲得するためにも、何か方策を講じる必要があったというのが実情だろう。

まずは、事前に招聘元のCreativemanから案内が来たジャネット・ジャクソン・ミュージアム(英語名:My Music VIP Museum)だ。公演日当日に会場に併設される臨時展示場で、ジャネットのプライベート写真や衣装、受賞したアワードなど、貴重なアイテムが見られるというもの。入場資格は、当該日のチケットを持っていて、ニュー・アルバムを持参または当日購入した人。さらに、ミュージアム鑑賞者の中からランダムに2名、VIPシートへアップグレードというプレゼントまで用意されていた。

早めに行ってミュージアムを見て回ろうと、新譜をバッグに入れて出掛けたが、首都高中央環状線並びに首都高を出てからの幹線道路の渋滞にはまり、ナビが計算した所要時間よりも1時間も余計に掛かってしまった。会場入りしたのは、開演予定時刻の30分前で、開演前にグッズを購入する余裕も無かった。だが、「ミュージアム」のおかげで、開演に間に合わないという事態を避けられたのは、不幸中の幸いだろう。

さらに、入場時に一人一本カーネーションが渡された。アーティストの心遣いには感激したが、モギリ係・手荷物チェック係の他に、花渡し係を手配しなければならなかった訳だ。当然、その人件費だって、元を辿れば我々の払ったチケット代だ。しかも、終演後の大混雑の中で、花が落ちてしまった。

正直言って、「花より団子」ならぬ、「花よりチケット代」だ。開き直って、グッズ売場へ急行したが、既に長蛇の列。ようやく順番が巡って来た頃には、売り切れ続出だった。日本公演最終日なんだから、当然といえば当然の結果だ。

帰路は、スーパーアリーナのすぐ脇にある首都高の入口から入った。往路にあれだけ時間が掛かった中央環状線も10分ほどで通過し、行きの半分の時間で帰ることが出来た。そうでなくても、スガシカオや谷村有美の埼玉公演に遅刻した苦い経験がある。さいたま市方面へのルート、抜本的な見直しが必要なようだ。早く東京外環自動車道の関越道=中央道間が開通しないかなぁ~。


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