さて、まずは修理から戻ってきたスマホにアプリをインストールする前に、「お問合せセンター」に電話します。口頭で1回目の本人確認があり、OKなら『引継番号』が発行されます。nanacoモバイルアプリを改めてダウンロードし、初期設定(画面上は入会登録)で「再発行手続き」を選択します。次の画面で『引継番号』を入力しますが、故障前の残高はすぐには戻ってきません。当面の利用のために、いくらかチャージしておいた方が良いでしょう。
勘の鋭い方なら、もう(アルミ)察しが付いていると思いますが、セブンカードサービスから郵送で「引継申請書」が届きます。これに必要事項を記入し、本人確認ができる公的書類のコピーと一緒に、同封の返信用封筒で返送しなければなりません。公的書類と言えば、大抵の場合、運転免許証か健康保険証でしょう。前者の場合、裏面に何か記載事項があれば、裏面のコピーも送った方が、バター、否、ベターなようです。
特に問題が無ければ、返送(投函)から一週間程度で、故障前の残金が『センターお預り分』として戻ってきます。ついでに、nanacoポイントも一緒に戻ります。それまでは、毎日のように『センターお預り分』を確認して、まだか!まだか?と気を揉むことになる・・・・のは、SunHeroくらいのものでしょうか?とにかく、電話してから反映までの全行程に、ジャスト10日掛かりました。


最近はお役所だって、申請書類の数々がダウンロードできるようになっていて、わざわざもらいに行ったりする必要もない御時世だというのに、申請書類さえも偽造を懸念しているとしか思えない対応だと思いませんか?しかも、電話で本人確認を行なっているにも拘わらず、2回目の本人確認として、公的書類のコピーを送らせる。もし原本が偽造免許証とか偽造パスポートだったとしても、コピーでは見抜けないと思うし、Edyのようにスマホを本当に修理したのか確認する方が重要だと思うのに、一切問われません。waonも同じなんですかねぇ?
それでも、Suicaよりは良心的ですよね。だって、1)手数料を取らない、2)切手不要の返信用封筒が一緒に送られてくるので、宛名書きの手間も掛からない。最近は、白黒コピーなら1枚5円なんていうスーパーやコンビニも増えてきているので、仕事帰りにそういうコンビニに寄ってコピーしたので、実費負担は5円で済みました。
翌日復活だけど手数料を徴収するSuicaと、時間も手間も掛かるが実費負担の少ないnanacoって、交通系と流通系の電子マネーの資本力と市場浸透規模の差なんでしょうね。どっちが便利かと言ったら、やっぱり交通系じゃないでしょうか?だって、流通系は7&iにしてもイオンにしても、自社グループ内でしか使えないけど、交通系は流通業界に横断的に入り込んできて、今や大手コンビニで使えない所は無いといった状態ですからね。おまけに、電車やバス、飛行機にも乗れちゃうしネ。
それでも、nanacoもwaonも利用しているのは、貧乏性のせいですかね?ポイントが2倍・3倍という程度の誘惑でも、どうせ同じ物を買うなら、7-11か小停止(=ミニストップ)へ行ってしまうだろうし、ハッピーデーともなれば、「行ってみヨーカドー」って気分になるし・・・・
でも、噂が本当で、地元にイオンモールができたら、毎日ワオン!ワオン!って吠えてるかも?立川のシネマシティすら行かなくなってしまいそう。もちろん、我が家から東方のTOHOシネマズも北方のMOVIXも、イオンシネマで上映予定が無い場合の代替に格下げだな。
その点、iPhoneだと、そういう心配は一切無い。SunHeroが唯一評価する点は、それだけです。
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