Wikiとかで調べれば、すぐ分かることだが、サントラ盤のヒットとは裏腹に、イギリスでの不評を受けてアメリカでは放送が中止になったり、日本でも2回ほど放送されたが、熱烈な日本のファンですら失望させたようだ。1980年代初頭にはApple Corps非公認のビデオカセットが出回ったこともあるが、1988年には晴れて公認のビデオテープ&レーザーディスクが発売になった。ビートルズ唯一の汚点とか、解散の発端になった映画とか、そういう先入観があって、SunHeroは見る気にもならなかった。
1998年にはDVD化され、サントラCDのリマスター盤も出たが、またもやDVDの購入は見送った。さらに10年後には再リリースが予定されたが、どうやらBlu-ray Discの登場などでリマスターされることになったらしく、メジャー・デビュー50周年の今年いよいよ再発となる。
発売日は業界の慣習に従って10/10だが、記念すべき10/5にはTOHOシネマズで、一夜限りの上映会が行われた。あっと言う間にインターネットチケットも劇場窓口販売もSOLD OUTになってしまったが、実はまだ鑑賞のチャンスが残されていることを知った。
灯台下暗しの東京・立川のシネマシティで、10/12までレイトショー上映されている。他にもビートルズ縁の映画が上映されている。回りくどい書き方になってしまったが、「ザ・ビートルズ レコードデビュー50周年記念映画祭〜The Beatles 8days Live〜」の一環だ。特別興行のため一律1,500円だが、会員は「マジカル・ミステリー・ツアー」以外は1,000円で観れる。
同時期に「山下達郎 シアター・ライヴ PERFORMANCE 1984-2012」の再映も行われている。ビートルズ映画祭もそうだが、シネマシティご自慢の「極上音響上映」だ。こちらは会員も非会員も一律2,500円の特別興行だけど、山下達郎が「山下達郎のサンデー・ソングブック 」で話題にしたため、連日盛況とのこと。こうなると、シネマシティのネット予約で席を確保しておく方が賢明だと思う。一般の前売券も利用できるが、事前に劇場窓口で指定席券に引き換えておくべきだろう。
Cinema City & Cinema Two (東京都立川市):
アクセスマップはこちら。提携駐車場あり。
※ 情報提供が遅くなりましてスミマセン。
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