女孩與機器人 - Miss November (January 2011) Spotify対応

Spotifyのアルバム試聴サイトへ一頃に比べるとアジアものの紹介頻度が減ったのは、その手の音楽に対する興味が萎えたからではない。中華ポップスのご贔屓筋が音楽活動のピークを過ぎて、その次の世代でコレと言ったアーティストが見つからないためだ。

すなわち、SunHeroにとっては、第一世代に当るフェイ・ウォン、ケリー・チャン、ジジ・リョン、第二世代に当るフィオナ・シッ、ステファニー・チョンに続く第三世代が不在なのだ。韓流ブームに関しても、SunHeroの興味とは違う次元で日本でブレイクしてしまった。

まあ、主要な情報源が相変わらずYesAsiaをはじめとした通販サイトという、情報源の乏しさが根本原因なのだろう。YouTubeをもう少し上手に活用すれば、ジャケ買いで失敗することも無くなるのかもしれない。

久々に取り上げる台湾のテクノポップ・ユニット=女孩與機器人のファースト・アルバム“Miss November”にしてもジャケ買いだ。だが、もう一年以上も前=本作がリリースされた頃、既にYouTubeには彼等のMVとか結構アップされていたのを、実は最近知った。

それどころか、邦人ブログでも注目している所が結構あって、プロフィールやキャリアなど色々なことが分った。特に参考になったのが「おきらく台湾研究所」。意外なほど身近というか、ご近所と言っても良さそうな同じ町内(=SeesaaBLOG)にある。YouTubeのMVも完備していて、研究成果は申し分ない。

その他のブログやウェブサイトで得た情報も加味して、掻い摘んで紹介すると、女孩與機器人は女孩-與-機器人と分解され、翻訳機に掛けるとThe Girl and the Robotsとなる(笑)。メンバーは「女孩」担当のRiin(リン、本名=林怡君)と「機器人」担当のJungle(本名=戴建宇)と蛋(ダン、本名=蘇玠亘)の三人。

戴建宇は台湾では有名なレコーディング・エンジニアで、ユニットのリーダー的存在。ライブではもっぱらギター担当。蛋はプログラミングとキーボード、ベース担当。容姿端麗なRiinはボーカルのみならず、大半のソングライティングも手掛けているそうだ。

2009年10月に3曲入りEP「昨天~Lost in Yesterday」でインディーズ・デビューを果たし、2010年3月には2枚目のEP「兩吋半舞曲」でメジャー・デビュー。2011年1月にはファースト・アルバムである本作をリリースし、折々にライブ活動も行っているようだ。

著名なエンジニアがメンバーということもあってか、デビュー曲「昨天~Lost in Yesterday」のMVはインディーとは思えない秀作。流石に本作のリード・トラック「My Boy」のMVは、もっとカネが掛かっている感じだが、商売っ気がチラついてしまったのが何とも残念だ。

「My Boy」に象徴されるように、テクノといっても一聴しただけではアーバン・ポップスとしか思えないほどテクノっぽくない。例えば、「Spinning Around」なんてDreams Come Trueのパクリじゃないか?(笑)と思えるほどだ。全体的には1980年代のエレポップの雰囲気が漂う。普通にポップスをやるにしても、もはや旧来のバンド形態を取る必要はないようだ。

「太多再見」ではサビの歌詞が日本語だ。日本のポピュラー音楽が大量流入している台湾らしい傾向だが、ひょっとすると日本進出を目論んでいるのかもしれない。ならば、尚更に、否、そうでなくとも、そろそろ次のリリースを待望する。

▽参考にさせて頂いたサイト▽
(無断掲載ゆえ不都合あればご連絡下さい)
おきらく台湾研究所:
 女孩與機器人(The Girl and the Robots)
忍者108:
 女孩與機器人 The Girl and The Robots
我的お気に入り:
 しまったまた夜更かしを!(The Girl and The Robots 女孩與機器人)
皆様、ありがとうございました。


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