Coldplay - Viva La Vida / Prospekt's March (November 2008)

美しき生命~プロスペクツ・マーチ・エディション地元のブックオフでこれを見つけた時、嬉しさ以上に驚きました。記事タイトルのリリース年月は海外の発売に準じましたが、実際に買ったのは国内盤で、発売日は今年1月14日。それを1月21日に見つけて、その週末の中古CD10%offまで待って買いました。今にして思えば、Amazon.co.jpで新品がほぼ同額で買えるので、もっと冷静に判断するべきでしたが、一体どういう人が買ってすぐ売りに出したのでしょうか?

ご存知の通り、Coldplayは2000年にメジャー・デビューを果たすと、たちまち世界的な人気を博し、2004年2月発表のグラミー賞では、彼等以外は米国のR&B/Hip-Hop系のアーティストばかりがノミネートされたRecord Of The Yearを制しました。でも、授賞曲“Clocks”を聞いた印象は、「21世紀のU2」でした。“With Or Without You”にチョット煌びやかなアレンジを施しただけじゃん!U2贔屓なグラミー賞らしい結果には苦笑しました。今でもColdplayに対する私の印象は冷ややかです。Coldplayとはホント出来過ぎなグループ名だと思います(笑)。U2とPoliceのイイとこ取りしてるんだから、売れて当たり前じゃん!天野Jack(笑)なSunHeroは、そう決め付けて静観してきました。でも、両方のイイとこ取りをしてるんだから、いつまでも聞かず嫌いでいる訳には行かないようです。

昨年末にどこかのCD店で耳にした“Life In Technicolor”は歌入りでした。一聴して気に入ったのですが、ネットで“Viva La Vida Or Death And All His Friends”を試聴したらインストでした。程なく欧米でリリースになったばかりの“Prospekt's March EP”に収録されている“Life In Technicolor Ⅱ”の方だと判明しました。さらに、海外では両CDがカプリングされた新装版が出ていることを知りました。あとは前述の通りです。

“Life In Technicolor Ⅱ”は、今やカラオケの定番曲です。ウォーミングアップでトライして、ノドのご機嫌伺いをしています。他人が聞いて上手に歌えているかどうかは関係ありません。気持ちよく歌えればOK。以後の選曲の方針が決まります。如実に影響するのが、女性ボーカル曲を歌う場面。キーを3度下げるか、4度下げるか、この曲はその判断のカギを握ってます。ちなみに、曲名にまでPoliceの影響が窺えると思っているのは、私だけでしょうか?

さて、最初から2枚組で買ったせいか、昨年の6月と11月に別々にリリースされた作品だとは、どうしても思えません。まるで一卵性双生児のように2枚で1作品として完結する印象を受けました。“Prospekt's March EP”を出したことで、“Viva La Vida Or Death And All His Friends”の完成度が余り高くないように思えてきたのです。

確かに“Prospekt's March EP”は、“Viva La Vida Or Death And All His Friends”のアウトテイク集に2曲のボーナス・トラックを追加して、単体でも売り物になるよう体裁を整えた作品というのが実態なんでしょう。でも、“Life In Technicolor”のボーカル・バージョンが収録されている点は軽視できないし、都合3バージョン収録された“Lost”は案外Jay-ZのラップをフィーチャーしたEPバージョンが一番面白かったりしませんか?繰り返し聞くうちに、単なるアウトテイク集では収録曲が可哀相に思えてきました。

逆に“Viva La Vida Or Death And All His Friends”がレコード会社に完成を急かされて、見切り発車した作品に思えて仕方ありません。特に気に入っている曲だから、こんな風に思うのかもしれませんが、“Life In Technicolor Ⅱ”の仕上りがすこぶる良かったので、販売戦略としてEP仕立ての続編をクリスマス商戦にリリースしたんじゃないでしょうか?

欧米では2作をカプリングした本作が同時リリースされたのも、クリスマス・プレゼント需要を当て込んだからでしょう。逆に日本盤のリリースが越年したのは、“Prospekt's March EP”が売れなくては困るからでしょう。限定生産にしたのも、普通に新譜として出しても、大して売れないだろうという読みが、最初からあったに違いありません。

EPの発売に際し、アーティスト自身も右手と左手のように対を成す作品だという主旨のことを語ったらしいですね。本当のところはどうだったなのか分りませんが、結果的に商売気を出して2作品に分けたことで、最高傑作になり損ねたように感じました。ホント勿体無いことをしましたね。

★Best Track=“Life In Technicolor Ⅱ”
改めて説明する必要はないと思います。ただ、最近カラオケで“Viva La Vida”に挑戦するようになって、気が変わりつつあるようです。秋だけに飽きっぽい?(笑)

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