Christopher Cross - A Christopher Cross Christmas (November 2007)

オフィシャルサイト(英語)はコチラから!先日の来日公演でサイン欲しさに買ったCDですが、輸入盤にも拘らず2,000円という売価には今もって不満です。それでも、買っておいて良かったと思っています。なぜなら、Amazon、HMVをはじめ、名立たるウェブストアでは取り扱っていないからです。

自らの名前を冠したレコード会社からのリリースである本作は、どうやらメジャー・レーベルの世界的な配給網には乗らない文字通りの自主制作のようです。CDというフォーマットで入手するには、直接アーティストのサイトでPayPal決済で注文しなければならないようです。(PayPalの登録および商品購入はご自身の責任において行って下さい。SunHeroは一切責任を負いません。)

私のような所有欲の強い人間でなければ、つまり、パッケージに拘らなければ、iTunes Storeとかで十分だと思います。アルバム単位で購入すれば、1,500円で済みます。実物を持っているから言えることですが、敢えてパッケージに拘ると、労多くして感激薄しではないかと思います。よく言えばエコロジーに配慮したデジパック仕様ですが、見開きジャケットを開くとアルバム・クレジットが記載されているだけです。オリジナルの2曲以外は、欧米人にとっては馴染みのクリスマス・ソングばかりでしょうから、歌詞の掲載もありません。本当に質素なパッケージです。

質素なのはそれだけではありません。主要ミュージシャンは、Chris本人を含めても僅か3人。盟友Rob Meurerですら、ソングライティングに関わっているだけ。彼に代わってキーボードを担当しているのは、かつてのプロデューサー=Michael Omartian。ドラムレスな編成を補うべく、曲によってはパーカッションを起用しています。それでも、ストリングスの録音にはAl Schmittが、アルバム全体の印象が決まるマスタリングにはBernie Grundmanが当っていて、自主制作ながらも要所は外していません。

以上のように、低予算でアルバムを仕上げる苦労は、至る所に見受けられるわけですが、特にドラムレスだったのが功を奏したようで、とてもハート・ウォーミングなサウンドに仕上がっています。サンタはもとより、そりを牽引するのがトナカイではなくてフラミンゴという、登場キャラが全てフラミンゴになっている徹底振りが楽しいジャケットのイラストの印象とは若干違って、人柄が窺われる真面目な音作りです。

デビュー当時と比べると若干低くなったボーカルには、リスナーの気持ちを落ち着かせるような安定感があり、特にスタンダードなクリスマス・ソングでは厳かな雰囲気を醸し出しています。お祭り騒ぎ好きな欧米人にもクリスマスの本来の意味を思い出させてくれるのではないでしょうか?

今年のクリスマスは電灯を消して、アロマ・キャンドルと彼女の手料理、そして、このアルバムがあれば、それで十分だと思うのですが・・・・私の場合、「彼女の手料理」っていうのがネックですな。今年も独りでデニーズのクリスマスケーキを完食するのがせいぜいか!? あははは・・・・(^^ゞ

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