2018年05月07日

MONDO GROSSO - Attune / Detune (March 2018)

昨年6月にMONDO GROSSO名義で14年振りの新作をリリースしたばかりだが、如何にもクラブ・ミュージックらしいアプローチのスピンオフ作品が登場した。かつて浜崎あゆみがニュー・アルバムを出す度に、クラブDJ達によるリミックス・アルバムがリリースされたことがあったが、そうしたパターンを踏襲した感じだ。こういう作品をすんなり受け入れられるのが、ディープなクラブ・ミュージック・ファンなのだろう。

何よりも象徴的なのが、「Attune / Detune」(アチューン/デチューン)というタイトルだ。 "Attune" は「調子を合わせる」という意味で、音楽的には「テンポを合わせる」とか「同期させる」ということだそうだ。逆に、 "Detune" は「調子を外す」という意味で、音楽的には「テンポやリズム、音程をずらす」ということだそうだ。1960年代の電子音楽から、テクノを経て、EDMと呼ばれる今日まで、この手の音楽の本質的手法と言える。

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2018年03月19日

BoA - 私このままでいいのかな (February 2018)


CD+DVD(MV)盤   CD+DVD(Live)盤     CD通常盤 

韓国で13歳でデビューしたBoAも、31歳になっていた。ほぼ3年半振りのアルバムは、「私このままでいいのか」という前例の無い異色のタイトルだ。内容はアラサー女子の揺れ動く気持ちを歌ったものだが、精神的には女性の方が逞しいのか、BoAの歌唱表現の成せる技なのか、前作同様、前向き感が強く漂う。

例によって、DVD付きの初回盤は、ミュージック・ビデオ版とライブのダイジェスト版の2種類があり、スリーブ・ケースのパッケージも異なるが、CD自体の収録内容は、通常盤も含めて共通だ。昔のSunHeroなら、DVDの内容違いに惹かれて、初回版を両方買ってしまっただろう。そんな大人げない大人買いは卒業した。

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2017年09月30日

山下達郎 - COME ALONG 3 (August 2017)

ナント33年振りの第三弾の登場である。このニュースに驚きと共に歓喜した人達は、若く見積もっても40代以降だろう。前二作が当時のRCA/ビクターの”Air Records”レーベル(現・ソニー・ミュージック・エンタテインメント傘下のAriola Japanレーベル)からの発売だったが、今作は山下達郎が1983年リリースのアルバム“Melodies”以降、30年以上所属する(現・)ワーナー・ミュージック・ジャパン(レーベル名は当時のままの”MOON RECORDS”表記)から発売された。

近年のアナログ再評価ブームに便乗した企画だとは思うが、前二作をリマスターの度に買い直していたSunHeroとしては、「3」だけにしようと思っていた。ところが、ワーナーはソニーとまさかのタイアップ企画を打ち出して来た。SunHeroは「COME ALONG II」が「COME ALONG 2」に変更されたのは不愉快だったが、ジャケットのイラストは昔のまま「II」だったので、広告やCD帯の表記が「2」なのは我慢することにした。つまり、ワーナーとソニーのタイアップに、販促負けした。

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2017年09月06日

原田知世 - 音楽と私 [初回限定盤] (July 2017)

地道に芸能活動を続けてきて35年、今年11月には50才になる原田知世。2002年に10年間所属していたフォーライフミュージックエンタテイメント(旧:フォー・ライフ・レコード)を離れ、もっぱら女優業に専念していたと思っていたら、2005年にイラストレーターのエドツワキと結婚。これでますます芸能活動が緩慢になるのかと思いきや、2007年に坂本龍一がAVEXと共同設立したcommonsから5年振りのアルバムをリリース。そのアルバムのタイトルが“music & me”だった。

何が言いたいのかと言えば、芸能生活25周年アルバムのタイトルを日本語訳しただけなのが、35周年記念第一弾アルバムの「音楽と私」(通常盤)だ。8月には、マイナーとメジャーの間を行き来してきた10年間を総括したベスト盤「私の音楽 2007-2016」も発売された。同日には、東芝EMIに残したデビュー当時の音源を集めた編集盤「バースデイ・アルバム+」まで出た。唐突なリリース・ラッシュに困惑した。

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2017年07月10日

MONDO GROSSO - 何度でも新しく生まれる (June 2017)

モンド・グロッソって、マロン・グラッセみたいな洋菓子の名前かと思ってました。同じラテン系の言語だから、こんな勘違いもアリ(自分を正当化?)でしょ?もちろん、ファミレスに勤めていた経験もあるので、「グラッセ」の意味は知ってますよ。「ありがとう」です!? (^_^;)\(・_・) オイオイ それは、イタリア語の「グラッチェ」だろ!

否、本当にちゃんと知ってます。菓子だけでなく、西洋料理でも使われる調理用語で、和食では『照り』と言いますね。煮汁を煮詰めて、食材に「つや」を付ける事です。マロン・グラッセの場合は、砂糖や蜜で煮詰めた栗の事なので、表面が白濁してしまうと、もうグラッセではありません。

本題はここから
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2017年04月08日

Radwimps - 君の名は。 English Edition (February 2017) ~「君の名は。」 北米公開記念~

邦楽アーティストの記念すべき100作目の紹介作品は、RadwimpsEP(日本では死語?)です。公開から半年以上経っても、依然シネコンでの上映が続く、驚異的なロング・ランとなった「君の名は。」の英語主題歌4曲を収録したCDです。今更説明不要でしょうが、映画の北米公開が決まった際、台詞は字幕対応、主題歌の方は英語で歌い直すことになりました。演奏はモチロン、英詞も歌もRadwimpsが手掛けました。

当初「君の名は。」という題名だけで、嫌悪感に近い違和感を抱かずには居られなかったSunHeroは、音楽を担当したRadwimpsまで、第二回CDショップ大賞に輝いたBawdiesと勘違いしていた程の大馬鹿者でした。余りにも各所で絶賛するので、遅ればせながら観に行って、すっかりアニメにも音楽にもハマってしまいました。それでも、すぐには勘違いに気付きませんでした。

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2016年04月02日

安藤裕子 - 頂き物 (March 2016)

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安藤裕子って最近人気が下降線を辿っているのだろうか?様々なミュージック・クリエーターとコラボした意欲作「頂き物」iconは、初回限定盤が二本の組紐で封をした箱入り仕様という懲り様だが、リリースに合わせた「安藤裕子 Live 2016『頂き物』」は大阪と東京で各1回きりだ。コンサートこそCDの売上を伸ばす最も有効な手段だと思っていたが、チケットの先行予約で2次受付だけでなく、一般発売直前にも「先着先行受付」という、実質3次受付に相当する予約販売が実施された。

コンサートの集客が芳しくないということは、新譜に対する世間の関心も薄いということに他ならない。妊娠中にアコースティック・ライブを強行して、母子共に危険な状態になって、ツアーが頓挫してしまったことが、ライブ離れのキッカケになったのは明らかだ。恐らく妊娠が判明した時には、ツアー日程が決っていたのだろうが、シングル・マザーとしてひっそり出産するつもりだったのか、未だに父親が誰なのか明かしていない。

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2015年05月20日

原田知世 - 恋愛小説 (March 2015)

フォー・ライフ・レコードを離れてからの原田知世は、アルバムを発表する度にレーベルが変わり、メジャーとインディーを行き来していた。2009年にEMIミュージックからアイスランド録音の“enja”を発表したと思ったら、2014年の“noon moon”は坂本龍一とエイベックスが設立したcommons(コモンズ)から出た。あれから一年と経たないうちに出た本作は、ユニバーサルからのリリースとなった。

だが、そんなことは音楽制作には全く悪影響など無くて、次々に一本筋の通った秀作を発表してきた。それもこれも、伊藤ゴローが連作でプロデュースしてきたからに他ならない。さらには、原田知世自身が築いてきた人脈から、折々に楽曲提供を受けてきたから、凡作が出来る訳が無い。モチロン、自分でも作詞するし、時には作曲までこなしてしまう。しかも、最近は悪女を演じるなど、女優業も幅を広げている。

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2014年10月10日

BoA - WHO'S BACK? (September 2014)

WHO'S BACK? (CD+DVD)WHO'S BACK? (CD Only)

こんなに待ち侘びたアルバムは、今までになかった。特にネット通販がスッカリ当たり前となった21世紀になって、新譜はネットで予約して、後は寝て待つのが日常となった。むしろ、新譜や在庫切れの既発盤と一緒に注文することで、在庫品の発送をわざと遅らせていたほどだ。だが、今回は発売日になっても届かないことに苛立った。最安店を探す余り、注文するショップを誤ったと後悔した。

これほどまでにせっかちになった理由は至極単純だ。4年振りのライブまでの予習期間が十分ではなかったから。しかも、予習の仕方も下手だった。既発シングル曲は大体分るんだから、純然たる新曲だけ集中的に聞けば良かったのに、家でも車中でもアルバム丸ごと再生だった。

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2014年05月14日

原田知世 - noon moon (May 2014)

noon moon/原田知世ここ数年、TVと言えば、NHKのドラマばかりに出演している原田知世。昨年末に離婚したと思ったら、1億円横領しちゃう主婦という初悪役に挑戦。そのせいか、5年振りのアルバム”noon moon”を聞いて、言い様のない安堵感に包まれた。ちょっと控えめなサウンドだが、不思議な華やかさが感じられた。渋滞に苛立つ気持ちを和ませてくれそうな優しい音楽だったので、早速カーナビに転送した。

フォー・ライフを離れてからは、アルバム毎にレーベルが変わるという状況にもかかわらず、どのアルバムも秀作ばかりだった。坂本龍一がAVEXと設立したCOMMONSへの移籍を契機に、せめて次作も同じレーベルからリリースされることを、お節介だとは分っていても、ついつい願ってしまう。だって、EMIミュージックからリリースされた前作”eyja”は、わざわざアイスランドまでレコーディングに行っている。大手だったからこそ可能だったと言わざるを得ないだろう。

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