Obsession to Obtain the Last Boxed Set of Renaissance's Recent Reissues〔Amazon Music & Spotify〕

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イギリスの叙情派プログレッシブ・ロック・バンド=Renaissance をご存じでしょうか? 先日ドキュメンタリー映画を取り上げた Led Zeppelin とは非常に対照的なサウンドですが、かの The Yardbirds から派生したもう一つのバンドです。

オリジナル・メンバーは、以下の通り(*は除く)でした。
Keith Relf:Vocal, Guitar(ex-Yardbirds, later formed Illusion)
Jim McCarthy: Drums(ex-Yardbirds, later formed Illusion)
Louis Cennamo:Bass(from the Herd, later joined Colosseum)
John Hawken:Keyboards(from the Nashville Teens, later joined the Strawbs after Rick Wakeman's departure & Illusion to name a few)
Jane Relf:Vocal(later joined Illusion, younger sister of Keith Relf)
Paul Samuel-Smith:Producer(ex-Yardbirds bassist)

とは言え、Renaissance は、通算3作目でパーソネルが固まる頃には、結成時のメンバーは誰も居なくなりました。2作目から参加した助っ人ミュージシャン=Michael Dunford が、バンドを継承しました。 Led Zeppelin も Yardbirds のメンバーだったのは、Jimmy Page だけだから、どちらも同じような運命を辿ったと言えるでしょう。

そういう事情から音楽性も初期2作とは大きく変わってしまったため、3作目以降は別のバンドとして認識されるようになりました。そういう意味では、まるで Moody Blues みたいな変遷を辿っています。

ここでは、3作目以降の Renaissance のディスコグラフィーに関する話になります。因みに、オリジナル・メンバーは、2作目のタイトルをグループ名にした Illusion を、後に結成しています。

Renaissance__Azure_D’_Or__(1979_Sire_press_photo).jpg3作目以降の主要メンバーは、以下の通りです。
Michael Dunford:Guitar
Annie Haslam:Vocal
Jon Camp:Bass
John Tout:Kayboards
Terence Sullivan:Drums

因みに、1998年の再結成時には、Jon Camp 以外のメンバーが結集し、2000年代にはまさかの来日公演が実現しました。残念ながら、唯一人の存命メンバー=Annie Haslam を中心に活動していましたが、Jim McCarthy を迎えて、昨年フェアウェル・ツアーを行なったそうです。

すっかり前置きが長くなってしまいました。事の始まりは、2019年に始まったオリジナル・アルバム(通算3作目から9作目まで)の再発でした。それを知ったのは、翌年のこと。「CDはもう買わない」宣言をした手前、その手の情報には、なるべく触れないようにしていました。

コロナ禍が明けて、気が緩んだのか?2023年に通算9作目、新生 Renaissance としては7作目に当たる “Azure D’Or” が、Blu-ray付き箱入りで再発された。アベノミクスの負の遺産で、円安が進んでいたため、一旦は購入を諦めた。

ところが、お節介なHMV&BOOKSから、折に触れて、あれ以前の再発盤の情報が来た。$1.00=¥160台だったのが、140円台まで回復してくると、輸入盤に帯びと解説を付けた国内仕様盤と大差ない価格になった。

こうなると、HMVのキャンペーン「輸入盤3枚以上まとめ買いで最大30%引き」が、俄然効いてくる。適用されると、Tower Recordsよりも安くなる。もはや我慢の限界だった。
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SunHeroは、通算7作目(新生では5作目)で、アメリカではワーナーに移籍して第一弾の “Novella” を、当時NHK-FMで平日午後に放送していた「軽音楽をあなたに」で、偶然聞いた。友人KTと輸入盤漁りに出掛けた際に、特価で売られていたので即買いした。これが大当たりだった。LPの見開きジャケットを開いたら、歌詞が印刷されていた。

当時、国内盤は2,800円が相場だったが、新宿界隈の輸入レコード店なら2,000~2,300円くらい、バーゲン・セールなら1,500~1,800円で買えた。歌詞さえ付いていれば、余り役に立たない日本語解説なんか要らない!どんだけお買い得感を感じていたか、お察しいただけたでしょうか?

“Azure D’Or” に至っては、KTが先に購入して、歌詞が印刷されていると知って、輸入盤セールに足繁く通って入手した。✕加湿器 ◯歌詞付きかどうか?十代のSunHeroには、音楽そのものよりも、ある意味で重要だった。というか、このアルバムが欲しいとなったら、今でも輸入盤に歌詞が付いていることを祈ってしまう。

そんな思い入れのあるバンドの、恐らくこれが最後の再発だろう。前半4作は、キチンと聞いたことが無かった。思い切って、今春、7作全部を注文した。ところが、注文直後に後半3作が「お取り寄せ」になった。ひと月ほど経って、HMVから未入荷品をキャンセルするかどうか、問い合わせがあった。

Towerでは在庫有りだったので、将来の再入荷に期待して、入荷済の4作だけ購入した。次のまとめ買いキャンペーンで、当然、買い損ねた3作を注文した。今度は通算9作目が、「入荷未定」になった。

2ヶ月くらい経っても、まとめ買い価格で2作品だけ買わないか?という(未入荷品キャンセルの)提案が来ない。入荷済の2作品に関して、商品サイトでは「お取り寄せ」だったが、注文状況を確認すると「入荷済」だった。

イチかバチかの賭けに出た。注文を全部キャンセルするかどうかを問い合わせて来たので、一旦全部取り消した。9作目が「お取り寄せ」になったタイミングで、キャンセルした3作にプラス一枚=4アイテムを再注文した。

ひと月ほどして、9作目がまた「入荷未定」になった。入荷済の三枚だけ、まとめ買い価格で売ってくれるのかと思ったら、またもやキャンセルはAll or Nothingだった。この方針転換には、怒りが込み上げてきた💢

それでも、同じ事の繰り返しだ。9作目の入手が絶望的と感じたので、一旦全部キャンセルした。次のまとめ買いで、入荷済だった三枚だけ注文し直した。およそ半年掛けて、どうにか7作中6作を入手した。

その後もHMVからは、Renaissance 関係のリリース情報が送られてきた。50周年記念ライブ盤とか、ボートラ無しの中途半端な3作ボックス・セットとか、そんなのばっか。(それも欲しかったけど)

でもネ、虫の知らせっていうヤツでしょうか?先月下旬、何気にHMVのメルマガのリンクから訪れたら、まさかの9作目が「在庫有り」だ!確か、まとめ買いの最終日だったかな?丁度5,000円以上で10%還元をやっていた。長い間「お気に入り」に放置していたものから2枚選んで、9作目と一緒に注文した。

ところが、「ローソンで受取可能」の通知メールが、どういう訳か迷惑メール・フォルダーに振り分けられていた。危うく受取期間を過ぎてしまうところだった。しかも、ローソンでは、店員がまごつくし、ダンボール箱を雑に扱うので、苛ついて文句を言ってしまった。

非番の店長に電話してもらったら、非があるのはSunHeroの方だと分かって、冷や汗モノだった。ロッピーを操作して、引換票を発行し、無事注文品を受け取った。こういうのも、カスハラになるのかな?

本来なら、メールに記載のURLをタップすれば、スマホ上で受け取り用のバーコードが表示されたはず。何か操作を間違えたらしく、迷惑フォルダーが空になっていた。ジジイになって、大分モウロクしたようだ。もうロクな事がこれ以上ないよう、願うばかりだ。

さて、9作目 “Azure D’Or” だけがBlu-ray付なのは、動画だけでなく、ハイレゾ音源を色々と収録しているからだ。他の6作は、なぜそうならなかったのか?今後、ハイレゾ音源がBLu-ray仕様で再発されたら、きっと物凄くムカつくんだろうなぁ~

アメリカで精力的にツアーしたのが功を奏したのか、前半3作より後半3作の方が、サウンドの感触がアメリカナイズされて明るくなった。丁度真ん中に当たる4作目は、アメリカ人も好きなリムスキー=コルサコフの「シェエラザード」をモチーフにしていた。この時の全米ツアーから、カーネギー・ホール公演が、初めてのライブ盤として発売された。

70年代後半はディスコ全盛だった。そんな時代に、Genesis ほどではなかったにしても、後の Moody Blues のブレイクに先鞭を付けるような格好になった。若い人達には「BTSの大ブレイクは、BoAの全米デビューが先駆けになった」と例えれば、お分りいただけるだろうか?

あの時代は、多くのプログレ・バンドが10分を超えるような大作主義から、アメリカのロック専門ラジオ局で掛けやすい、5分未満のポップ指向な曲へ変化していった。Renaissance も時代に迎合していった訳だが、思ったほどのセールスに繋がらなかったため、ワーナーは契約を更新しなかった。

80年代になって、Pink Floyd や Moodies、Genesis のように、全米No.1ヒットを放ったプレグレ・バンドとは対照的に、余りにもアメリカナイズしたサウンドを打ち出したことが仇となった。通算10作目・11作目は、今やファンの間でも黙殺状態だ。

グループは解散し、Annie Haslam がソロで成功したのは、ご存じの方も多いと思う。Michael Dunfordの方は、Michael Dunford's Renaissance を結成したが、アルバムを2枚発表して解散したそうだ。

前述の通り、これで終わらなかったのが、彼等の凄いところだ。再結成後のスタジオ録音盤は、ファンの間でも評価は芳しくなかったが、来日となると別問題だ。

二度も来日してくれたのに、SunHeroは行けなかった。そんな悔しさもあってか、執念で入手した “Azure D’Or”、実はまだ開封すらしていない。




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