そろそろカラオケに行きたいSunHeroだが、お気に入りだったSHIDAXがカラオケ事業から撤退してしまってから、全く行かなくなった。コロナ禍が追い打ちを掛けてきて、尚更遠のいてしまった。
2000年頃に参加していた大人の洋楽サークルでは、都内の珍しいカラオケ店を幾つも知った。中には、SunHeroが行かなかった時に限って、来日中のアーティストと居合わせたという店もあった。カラオケのはしごをしたこともあるが、そういう時に決まって最初に行くのはパセラだった。
パセラは東京多摩地区には一件も無い。地元にあったSHIDAXは、一人客でも笑顔で受け入れてくれた。DAMかJOYSOUNDを選べたが、DAMのランキングバトルには見事にハマった。
TVのカラオケ番組みたいに90点台なんて、一度も出したことはないが、マイナーな選曲のおかげで、80点前後でも1位・2位をキープしていた。2位にダウンした時には、競争心に火が点いて1位奪還を目指したものだが、返り咲ける確率は50%くらいだった。
ハイッ?一体どんな曲を歌うのか?・・・・ですよねぇ~。よくぞ聞いてくれました。
SunHeroがカラオケのウォーミングアップで歌うのは、主に2曲・・・・Paul Carrackが世に出たバンド=ACEの "How Long (Has This Been Going On)" と、デビュー当時、第二のビートルズと騒がれたスコットランド・エディンバラ出身のPilotの "Magic" だ。
その昔、カラオケで歌ってみたら、思いの外いい感じ(あくまでも本人の感想です。笑)で歌えた。やがて、ウォーミング・アップの定番曲となった。2020年代になってからは、まだ一度もカラオケに行ってない。果たして、今でもサビが歌えるのか心配だぁ~
Pilotは今の日本でもAORファンを中心に人気があり、21世紀になって再結成してから、ようやく来日公演が実現した。また、お世話になった Alan Parsons のレコーディングやツアーに全員が帯同した。人気はそれだけに留まらず、本国はもとより、世界の至る所に、今も熱烈なファンがいるらしい。
バンド結成のきっかけは、ブレイク前の Bay City Rollers(BCR)の(代理?裏方?)メンバーだった David Paton と William Lyall(ライアル、昔はライオールと訳されていた)の再会。ドラマーの Stuart Tosh を招き入れて、1972年にエディンバラで結成。地元のスタジオでデモ造りに励んでいたところ、EMIのA&R担当の耳に留まり、1974年にレコード・デビューに漕ぎ着けた。
当初は助っ人として参加したギタリストの Ian Bairnson は、アルバム制作中にメンバーに昇格したが、既にアルバム・ジャケットのデザインが決まっていたため 、当初は3人組と思われていた。彼は在籍時からセッション・ギタリストとして目覚ましい活躍を見せ、Alan Parsons Project には欠かせない一人となり、Kate Bush の初期のアルバムにも参加した。残念ながら、2003年頃に発症した認知症が悪化して、2023年に死去した。(享年69歳)
デビュー・アルバムは、“From the Album of the Same Name” という人を食ったタイトルだった。デビュー・シングルは、アルバムの冒頭を飾る "Just a Smile" で、これがブレイクの伏線となった。セカンド・シングル= "Magic" は全英11位・全米6位など、世界的なヒットになった。
英国では新曲への期待が高まり、予約だけでゴールド・ディスクに輝いたそうだ。そんな状況下でリリースされた "January" は、全英1位を3週キープしたほか、ヨーロッパ各国でもヒットした。ところが、アメリカでは見事にコケてしまった。
アルバム “Second Flight” のセールスも芳しくなく、再起を図るべくクイーンで実績を積み上げていたプロデューサー= Roy Thomas Baker を迎えて、3作目を制作した。ポップ色が薄まって、ややハードになったサウンドは、全くウケなかった。
EMIとの契約は更改されず、Tosh は 10cc に加入し、Ryall はソロ活動に軸足を置くようになった。残された Paton と Bairson は、Aristaと契約し、再び Parsons を迎えて、4作目を制作した。軌道修正はしてみたものの、かつての勢いを取り戻すことは叶わなかった。
バンドは解散し、Paton はソロ活動を開始し、Bairson は数々のセッションをこなすようになった。1989年12月、エイズの合併症で Ryall がこの世を去った。21世紀になって再結成した際には、Paton と Bairson の二人に、後から Tosh も合流した。
さて、肝心のボックス・セットだが、PilotがPilot名義で1970年代にリリースした4枚のアルバムを収録している。当初2020年に発売されたが、すぐに入手困難になってしまった。今年、追加プレスされた。
2020年当時、円安で購入を躊躇したら、今回の追加版の方が更に高くなってしまった。5年前よりは円高なはずのに、一体どういうことなのだろうか?不幸中の幸いなことに、HMV&BOOKSのスペシャル・クーポンが、4,000円分貯まっていた。全部注ぎ込んで、晴れて入手した。
Pilot - The Albums 収録内容
1st “From the Album of the Same Name” EMI 1974
2nd “Second flight” EMI 1975
3rd “Morin Heights” EMI 1976
4th “Two's a Crowd” Arista 1977
All the Albums Produced by Alan Parsons except 3rd by Roy Thomas Baker
それぞれのCDには、2009年に個別にCD化(4thは除く)された際、追加されたボーナス・トラックも収録されている。あの頃、CDを買い求めた人は、さぞ悔しい思いをしたことでしょう。
Boxで買えば、長らく入手困難だった4作目が、漏れなく付いてくる。上記からお判りの通り、これだけはレーベルが異なるため、晴れてCD化されるまで30年余り掛かった。
そんな状況を受けて、Paton と Bairson が再結成した際、最初に手掛けたのが、4作目のリメイクだった。残念ながら、再録されたのは、全曲では無かった。12曲中8曲が再録で、2曲の新曲と1stから "Lovely Lady Smile" の再録、ライブ録音の "Hold Me" が加えられ、タイトルも “Blue Yonder”(2002)となった。逆に、今となっては、“Blue Yonder” の方が貴重盤なのかもしれない。
因みに、1st~3rdの3作は、2014年にワーナー・ミュージックから再発されている。ただし、Box Setには収録されているボートラは無い。
さて、そろそろカラオケ再開しようか?ウォーミング・アップは、もちろんあの2曲だ。
Where is their fourth album "Two's A Crowd"? I can't find it on Amazon Music.
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この記事へのコメント
SunHero
Dogwoodさん、記事とコメントの不一致、どうかお気になさらずに!
>ワタシも日曜日に吉田山田(ご存知ですか?)を見に行ってきましたが、最高で13000円ですよ!ビックリ。もうこれからはお財布と相談しながら好きなライブに行きたいものです。
吉田山田、知ってますよ。母に頼まれて「日々」のCD買いました。もう10年以上経ちますが、しっかりファンを掴んでいるようですね。ただ、チケット代には???????
>まだまだ暑い日が続きますが、お身体ご自愛くださいませ!
日中はエアコンつけた部屋に籠もっています。Dogwoodさんこそ、通勤とか大変ですよね?道中、お気を付け下さい。
Dogwood