
レコード業界の皆さん!いい加減に CD というフォーマットに拘るのは止めませんか?
ストリーミング・サービスの音質が、再生機器の性能を上回っている現状で、どれほどCDベースの高音質技術を投入しても、開発資金は回収できていないのではありませんか?音楽ファンの立場からしても、ソフトもハードも高額になる。そうまでして、高音質で音楽を楽しみたいと思うでしょうか?
SHM-CD とか Blu-spec CD とか、デジタル信号を記録する素材を、どんなに高品位にしても、肝心の音質が「これ、本当にリマスターしたの?」ってレベルじゃ、本末転倒でしょう?配信サービスにしても、iTunesが上陸するまで、一曲300円とかでは、Apple, Amazon, Spotify などの外国勢の世界戦略に対抗できる訳がない。
日本の音楽産業は、未だにパッケージ・ソフト(CD)を諸外国とは比べものにならない高価格で販売している。円安が急速に進んで、ようやく欧米からの輸入CDとの価格差が、大幅に縮まってきた。おかげで、日本の音楽産業は当分安泰だ。為替相場に胡座を掻いているうちに、更に国際競争力を失うだろう。
せっかくJ-POPや80年代のシティポップが海外でも注目されるようになったのに、日本の音楽コンテンツは”高い”という固定観念が、世界中に定着してしまいかねない。政府が推進している”ジャパン・コンテンツ”の海外進出は、かなり的外れだ。実際にどういうコンテンツが海外で受けるのか、業界人ですら予測できないのに、政治家に何ができるというのか!
ただ、配信サービスにも弱点はある。歌詞や作曲者が表示できるものは増えてきたが、詳細なレコーディング・データとなると、CDに一緒に封入されているブックレットに頼らざるを得ないのが現状だ。
CDをPCにセットした時に、大抵の再生ソフトは Gracenote を参照して、様々な情報を表示してくれる。足りない情報は、自分で付け加えることもできる。それをリッピングすれば、そうした情報も一緒に、楽曲ファイルに取り込んでくれる。
それでも、ブックレットの情報量には敵わない。どんなミュージシャンがどんな楽器を演奏していて、それを誰がどこで録音し、どこでミックスダウン(マスタリング)し、そうした制作過程を誰が監督(プロデュース)したのか。アナログ・レコード~CD時代には当たり前だったものが、今やどんどん削ぎ落とされていく。
どうしても配信で補えないのなら、CDの余白部分(CD-Extra)にブックレットを取り込んでしまえば、良かったのではないか?否、配信並みの高音質を光学メディアに保存するなら、DVD-Audio や Blu-ray Audio の方が so much better じゃないか !!
こういう技術(フォーマット)があるのに、DVDやBlu-rayは映像コンテンツの器というのが、常識(原則)になっている。いっそ、もっと自由度の高いUSBメモリーやSDカードなら、再生機器に歌詞や曲ごとのレコーディング・データを表示させながら、聞くことだって可能なはずだ。
実際、大好きなアーティストの一人=Kasim Sulton が、そんなSunHeroの理想を叶えてくれたことがある。2014年10月に Marcasite Entertainment Inc. という自主レーベルからリリースされた “3” というアルバムだ。数量限定だったが、USBでも販売された。(本作を含む同レーベルからの3作品が、昨年12月に deko Entertainment からリイッシューされました)
ただ、USBやSDで店頭販売するには、万引き対策が難しいという問題がある。実際、こうした媒体で発売されたものは、CD同様、ダミーが陳列されていた。防犯という観点から見れば、どんな形態でも所詮は同じ事だ。対策としては、通販が最適だろう。
SunHeroの拙い考察を、頭の中の勘ピューターでまとめると、結論はこうだ。
単に音楽を気軽に聴くだけなら、サブスクの配信サービスで十分だろう。でも、それ以上の情報を気軽に高音質で楽しもうと思ったら、Blu-ray Audioが最適なんじゃない?
欧米では、評価の高かった歴史的な名盤が、近年 Blu-ray Audio で復刻されているそうだ。そういえば、SunHeroは2000年頃に発売された誰かの DVD-Audio を持っている(はずだ)。PCにプレインストールされていた WinDVD では再生できず、Vectorや窓の杜にあったフリーウェアを色々と試したが、光学ドライブに負荷が掛りすぎるのか、上手く再生できなかった。
ところが、何と家庭用DVDプレーヤーで、音だけは再生できた。しかし、テレビ画面には何も映らなかった。普通のDVDみたいなメニュー画面は表示されず、当然楽曲リストも無い。ただし、リモコンで曲送りや曲戻しはできた。WinDVD の(当時の)販売元に問い合わせたが、ナント!梨の礫だった。
これが Blu-ray Audio となると、更に厄介だった。多分 WinDVD 10 じゃないかと思うのだが、何台か後のPCにプレインストールされていたものは、音楽を再生してくれるし、トラックリストも表示された。ただし、Track 1、Track 2、Track 3 ・・・・その程度だった。アーティスト名も、アルバム・タイトルも、曲名も何にも無しだ。
AmazonだかHMVだかTowerだか、購入店に再生方法を問い合わせたが、PCではなく、Blu-rayプレーヤーなら、どのメーカーでも再生できるはずだという回答だった。当時、安くても5-6万円したから、結局、宝の持ち腐れだ。と・こ・ろ・が、最近、懲りずに、また買った。
もう10年くらい前だろうか?JRiver Media Center という海外製マルチメディア・プレーヤーを、お手軽価格で販売しているサイトを見つけた。Just Systems が、BeatJam というCDリッピングができるジュークボックス・ソフトの更新も販売も止めてしまった。しばらく不自由を強いられていたから、早速飛び付いた。
とにかく、コイツで再生できないコンテンツはない(はず)という優れ物だ。設定からどういう種類のファイルを開くか選択できるが、その中に Blu-ray (bluraydisc) という項目があった。早速試したのだけれど、WinDVD と同じだった。ただ音質は、ストリーミング並みにいい。
しかし、その Blu-ray Audio ディスクには、同じアルバムのCD音源、DTS音源、Dolby音源が収録されている(はずだ)が、やはり切り替えるメニューが見つからない。一体何を再生してくれているのか、札幌稚内(サッパリ分からない)。
That's why I ask you to tell me how to play back Blu-ray Audio! I'd really love to know more about Blu-ray Audio & its playback software. I hope some of you will drop concerning informarion or URL in the 'COMMENT' section.
(良い解決法をご存じの方、コメント欄まで情報をお寄せください<(_ _)>)

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この記事へのコメント
SunHero
CDとBlu-ray、見た目は一緒だし、取り扱い方も同じだし、違うのは価格くらいのものではありませんか?CDは音楽、DVDやBRは映像だと、思い込まされているだけです。
CDにも、かつてVideo CDというのがありました。タイに赴任中に見掛けたことはありませんか?
ネットで買った製造国不明の、変な日本語取説の、だけどハイレゾ対応を謳ったイヤフォンでも、音質の違いは歴然でした。あとは再生ソフトの問題です。
さて、どんなクルマに買い換えるのですか?納車されたら、紹介してください。で、ナビにCDが付いていない件、トランク内にCDを10枚くらい格納するんじゃないですか?あるいは、PCに取り込んだ音楽ファイルをUSBかSDで、ナビに送り込むとか?
旧・統一教会・・・・じゃなくて、旧・ビッグモーターに問い合わせたら、懇切丁寧に教えてくれるかもしれません。
Dogwood