ただ、発売日が、1st=6月26日、2nd=8月3日(CITY POP on VINYL 2024)と来て、3rd=11月3日ということは、4thは来年になるのかな?因みに、11月3日は「レコードの日」です。元々は日本レコード協会(RIAJ)が「レコードは文化財である」という考えから、1957年に11月3日の文化の日をレコードの日と制定したもの。
最近は、CD全盛期にもアナログ・レコード(vinyl=ヴァイナル=ビニール)を生産し続けてきた東洋化成株式会社が、アナログ再評価ブームを更に盛り上げようと、2015年に提唱したもの。既にある記念日に便乗したと言えばそれまでだが、イベントが暴走したというか、盛り上がりすぎたというか、開催日が11月3日だけじゃなかった年もある。
一方、Record Store Day(RSD)は、米国発祥のアナログ盤を再評価しようというムーブメント。2007年に全米の1400店近いインディー・ストアが、ヨーロッパやアジアのレコード店に参加を呼びかけて、毎年4月の第3土曜日がいわゆるアナログ盤復興の日と定められた。
記念すべき第一回は、2008年4月19日に実施され、世界20カ国のレコード店を巻き込んだアナログ盤の一斉発売日となった。更に、RSDは音楽アーティストからのアプローチを受けて、未発表音源や新曲がアナログ盤のみで発売されることが多くなった。
日本からも東洋化成や disk UNION が加盟(?or 賛同表明?)していている他、日本のレコード会社もこの日に照準を合わせたアナログ盤(多くは復刻版かCDでしか発売されていなかったシングルやアルバムのアナログ化)の発売を推進している。
正に、その潮流に乗って、谷村有美の 3rd が初めてアナログ盤で登場となる。1st・2nd と同様に、少量生産で追加プレスの予定がないため、確実に手に入れたければ、予約購入をお勧めします。CDも同時再発です。
悔しいのは、CDにも2024年リマスターが施されるということ。ボックスセットの “Crystal Time” が発売された際、収録曲は全曲リマスターされた。海外ではこういう時には、シングル・バージョンとか12インチ・バージョンとかアルバム未収録だったシングルB面曲とか、ボーナス・トラックが追加されるのが一般的だが、谷村有美の場合は期待できそうにない。
ならば、3枚あるベスト盤シリーズの “With” も復刻されるのだろうか?あれには、オリジナル・アルバム未収録のシングル曲が何曲か収録されている。もしこのままオリジナル・アルバムだけがボーナス・トラック無しで復刻となるなら、レコード会社の担当者にカスハラまがいの直談判で、TOPPA! TOPPAN するしかないのかもしれない。
SunHeroの今後の予想としては、4th=2025年1月、5th=2025年4月19日 (Rsd)、6th=2025年6~7月、7th=2025年8~9月、8th=2025年11月3日、9th=2026年1~2月、10th=2026年4月18日 (Rsd) です。上手く合わせたつもりですが、どうでしょうか?
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