Farewell to My 9th PC(さらば、9代目)

5月で引退した9代目PC、さっさと初期化して、いつもの業者に買い取ってもらえば良い。そんな風に楽観視していたら、やり方をすっかり忘れてしまっていた。マニュアル通りでは心配なので、単にフォーマットするのではなく、BitEraser(邦題=ドライブイレーザー)で簡単にはデータを復元できないようにすることにしていた。

4年前は、立て続けに2台だったし、ケチが付いた8代目は、7代目からデータを移す前だったから、基本、初期化するだけだった。どうやら、その印象がおぼろげに残っていたらしく、セカンドストリート2nd Storage(HDD)のデータを消去したかどうか確認しないまま、初期化を実行してしまった。

確認するには、もう一度、初期設定をしなければならない。ところが、その設定も微妙にマニュアルと食い違っていて、最初からやり直す羽目に。これは Windows の仕様が変更されていたものと思われるが、更新された GUI に素直に従って進めれば、1時間程度で完了した。

ここまでに要した日数は、ほぼ3週間。だって、作業中はヒマだから、傍らで10代目を使ってブログの更新をしたり、動画を見たり・・・・この「ながら」作業も込みで、3週間という訳だ。

あしたのジョー案の定、HDDの方には、プライベートな情報がそっくり残っていた。BitEraser、久しぶりの出番だ。SDカードを使って、10代目から9代目へインストール・ファイルをコピーし、9代目上でインストール&アクティベート。デフォルトの「3回上書き」を実行した。

すると、推定所要時間が12時間チョイ掛かると言うではないか!スリープ・モードの設定を変更し忘れていたため、こまめに進行状況をチェックしなければならなかった。こういう時は決まって、SunHeroが先にスリープになる。

慌ててスリープ・モードを解除してやると、データ消去作業が再開した。これを2度ほどやらかして、完了したのが凡そ20時間後。しかも、完全消去に失敗したらしい。日を改めて再挑戦となった。

今度はスリープ・モードになる時間を「12時間」に設定してから取り掛かった。すると、推定所要時間が16時間余りと表示された。一体これはどういうことなのか?

実は、最初のデータ消去を実行したら、Windows(エクスプローラー)が HDD を認識しなくなった。[スタート]を右クリックして現れるメニューから[ディスクの管理]を実行したら、HDD が丸々「未割り当て」領域になっていた。そのままフォーマットしたら良かったのかもしれない。

ドライブイレーザーでは、「未割り当て」でも認識するので、フォーマットせずにデータ消去を開始した。フォーマットしてから実行すれば、12時間で済んだのかもしれないが、フォーマットに6時間も掛かるようなら、所詮は同じ事だ。

♪わたし、待~つ~わ、終わるまで待~つ~わ♪と覚悟を決めて、あみん仮眠を取りながら、4-5時間おきに進捗状況を確認した。すると、12時間掛かって、ようやく50%完了となった。なるほど、推定所要時間とは、そういうものなのか。

凡そ24時間後、スクリーン・セーバーを解除してみたら、無事データ消去に成功していた。実際に掛かった時間は、23時間46分だった。仮眠を繰り返していたSunHeroは、PCの電源をオフにすることなく爆睡した。

ようやく初期化作業に終わりが見えてきたので、買取業者に申込みをしながら、もう一度 Windows の初期化を実行した。これでドライブイレーザーも一緒に消去される。そして、Windows が初期化されると、引き続きPCの初期設定が始まるが、それはしないで電源をオフにした。

買取業者によっては、PC本体とACアダプターだけ送ればOKというところもある。中には、送付用の段ボール箱を送ってくれるところまであるが、そうでなければ自分で梱包することになる。

もう何度も利用しているので、今回もデジタルリユースだ。富士通の他にも、NECなどのPCも買い取ってくれるようだ。SunHeroの場合は、富士通の公式サイトから申し込むと、査定を優遇してもらえる。

9代目の買取上限額は7,000円だが、キャンペーンで3,000円の上乗せと引取送料無料が適用される。その他にも、2nd Storage として1TBのHDD、標準では4GBの RAM を16GBにするといったオプションを付けているので、その分が査定額に上乗せされる(はず)。逆に、傷や汚れ、キーボードの文字の擦れなど、減額査定になる。

真面目にリサイクル法に則って、リサイクル業者に廃棄を依頼すると、逆に手数料を支払わなければならない。だが、買取なら残価を査定して、少額でも現金が振り込まれてくる。SunHeroが改めて推奨しなくても、不要になったPCはどう処分するべきか、重々承知のことと思います。

デジタルリユースの場合は、購入時にPC一式が入っていた(純正の)段ボール箱やマニュアルの有無も査定に影響する。特に、マニュアルに何か記入してあると、減額の対象となる。マニュアルは、初期設定の際に取得した Microsoft Account やパスワードなど、すぐに書き留めておくことを勧めるが、後々仇になる。要注意だ!

さあ、あとは梱包して、集荷してもらうだけだ。いくらで買い取ってもらえるのかなぁ~?(^_-)-☆

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この記事へのコメント

  • SunHero

    >Dogwoodさん
    >データ消去に膨大な時間をかけたかいがありますように!

    毎度ありがとうございます。
    PCの買い換え、毎度シンドイですわ。新しい方の初期設定のやり方は毎回違うし、古い方の初期化には色々なやり方があって、どれが一番簡単か?早く終わるか?分からないし・・・・(-_-;)

    何より不安なのは、ストレージに残る膨大な個人情報の漏洩。320GB程度のHDDだった頃は、4-5時間で上書き消去ができたのに、1TB内に700GBくらいあると、24時間付き添えますか?ですからね。

    もし、買取金額がズバリ15,000円だったら、特上のうな丼、贈ってください。ヘ(^o^)/
    2024年08月01日 02:50
  • Dogwood

    ニューPC、いいですね!9代目、いや旧台目の買取値段、気になりますねぇ。ワタシの予想では、1万5千円くらいかなぁ。で、業者はそれを39800円で売ったりして。データ消去に膨大な時間をかけたかいがありますように!
    2024年07月31日 22:46

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