

民放のドラマって、キャスティングが重要で、脚本は二の次みたいな印象があるんですが、どうでしょうか?いわゆる"クソ"ドラマと揶揄されるものでは、豪華なキャスト陣を台無しにする脚本のせいで、つまらないというレッテルを貼られるのは、いつも出演者だ。台本通り演じているだけなのに、低視聴率の責任を負わされてしまうのは可哀想すぎる。
その点、テーマがはっきりしているドラマだと、若手の無名な俳優が主演でも、十分見応えがある。誰のことかと言えば、同時期にNHKの夜のドラマ2本に出演している伊藤万理華さんだ。同じドラマに出ていても共演シーンのない黒木瞳さんも、NHKと民放の掛け持ちだけど、大
何のドラマの話かと言えば、4月30日から始まった「燕は戻ってこない」と、5月11日から始まった「パーセント」だ。曜日は違うが、共に22時台の放送だ。しかも、後者では和合由依さんと共にW主演だ。前者でも、主人公に卵子ビジネスを勧める職場の同僚という重要な役どころ。

放送開始当初は、同一人物だと気付かなかった。ただ、出演者の名前を追っていくうちに、両ドラマに「伊藤万理華」という名前があることに気付いた。前者では卵子ビジネスで簡単に大金が転がり込むと割り切ったサバサバした性格、後者では障害者の目線でドラマを作ることに奮闘する熱血漢、見事に演じ分けている。
若そうだし、可愛いし、演技も上手い。ポッと出の新人では無いなと思っていたら、乃木坂46の一期生という経歴の持ち主だった。最初の5年間くらいは、ずいぶん放置されていたみたいだった乃木坂も、今やAKBグループを凌ぐ人気で、坂道グループのトップランナー。
ところが、ようやく世間に認知されるようになった2017年に卒業。アイドルから俳優にシフト・チェンジ!地道に俳優を続けてきて良かったですね。ちゃんと評価してくれる方々がいた。
そう!NHKは見逃さなかった。昨年10~12月に放送された夜ドラ「ミワさんなりすます」にも出演してたんですね。三作品三様の役作り、NHKの期待に見事に応えた・・・・とは言え、同時進行とはNHKも御無体な。
伊藤万理華、お気に入りです。ますますのご活躍、期待してます。p(^o^)q

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