Billy Joel - Turn the Lights Back On


一夜限りの日本公演の興奮もすっかり冷めたが、2月1日配信解禁となった17年振りの新曲“Turn the Lights Back On”が、4月10日にCDで発売されることが明らかになった。CDには、同曲の Extended Version も収録されるそうだ。

Extended?かつて“Tell Her About It”の12インチ・シングルが、日本でも発売された(流石はソニー!)ことがあった。あれはあれで、アップテンポなリミックスとして楽しめた。今でも、手放さざるを得なかったことが悔やまれる。

しかし、“Honesty”や“She's Always a Woman”タイプの静かな曲で Extended となると、どんな面白みがあるのか全く分からない。オーケストラを加えて荘厳なアレンジになるとか?まさかテンポアップしてダンス・バージョンになるのか?

CDが発売されるまでは、配信で聞くことは無理だろう。ひょっとしたら、発売後も配信NGだったら悲しいかも?

ただ、少し気掛かりなこともある。この曲、本当に最近の作品なの?歌声が随分若々しく聞こえる。先日のライブに行ったからこそ、70年代・80年代を想起させるキーで歌っている。MVを見ると、余計怪しく思えてきた。

逆に、実はレコーディングしていない曲が、まだまだ有るんじゃ無いか?という思いもある。最近じゃ、Ringo Starr が4曲入りCDを次々にリリースしている。いわゆる EP というヤツだ。

4曲入り EP というのは、イギリスの文化で、アメリカではレアなケースだ。SunHeroの知る限りでは、Cheap Trick が1980年にリリースした”Found All the Parts”の例がある。まだCDが登場する前だったので、今でも珍しい10インチ・アナログ・レコードだった。

無理に9曲とか10曲とかレコーディングして、フル・アルバムにしなくても、いいんじゃないの、ビリー?クラシック音楽の作曲家としては上手く行かなかったけど、ポピュラー音楽の世界では今でも根強い需要があるんだから。

その点、来月一夜限りの来日公演を行なう James Taylor は凄いよね。4万4千人のドームじゃ無くて、8000人の東京ガーデンシアターで2万円だからって訳じゃ無い。否、それもあるけど、コンスタントにアルバムを発表し、時々グラミー賞にノミネートされる。生涯シンガー・ソングライターを貫き通す覚悟が、透けて見える。

ビリーに真似をしろというつもりは無い。ただ、新曲が聴きたいだけだ。そういえば、君の友達のエルトンは、コンサート活動引退ツアーで、とうとう来日しなかったね。

Go ahead with your own life!




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