
不覚にもドラマをちゃんと見ていなかったので、EIKOが沢山の劇中歌を歌っていたのには驚きました。ドラマのために書き下ろされた曲から、SunHeroが10代の頃に聞いた懐かしい曲まで、幅広い選曲は原作通りなんでしょうか?
何よりも驚いたのは、adieuとEIKOでは、声質は同じなのは当たり前ですが、歌声の印象が随分違います。のびのびと晴れやかな歌唱は、adieuの歌い方とは全然違います。萌歌さんの見た目の印象から受けるイメージは、EIKOの方が合っている気がしました。
2022年のアニメ版では、mihimaru GTのカバー「気分上々↑↑」が使われました。アニメも観ていなかったので、突然起きたmihimaru GTブームの再燃には驚きました。実写ドラマ化では、このアニメのために結成されたQUEENDOMがカメオ出演して、「チキチキバンバン」を披露したそうですね。
その他にも、本業はミュージシャンという方々が役者として多く出演していたようですね。そんな中で、八木莉可子さんや菅原小春さんも歌唱に挑戦されていたんですね。
八木さんはポカリのCMでダンスは鍛えられたと思いますが、楽器演奏は未経験とのこと。更に、番組中の3人組AZALEAでは、ボーカル・ベース担当。俳優さんの方が、むしろ役になりきるのが、大変だったのかもしれません。このCDにも、EIKOとのデュエット曲が収録されています。
もっとビックリしたのは、ミア西表役の菅原さん。本業はダンサー・振付師で、K-POPアーティストの振り付けを多く手掛けています。Foorinの「パプリカ」もそうなんですね。堂々とした歌唱にはアッパレ!萌歌さんの歌唱よりも感動的でしたが、このCDには収録されていません。
そうは言っても、このCDは萌歌さんの歌唱中心。adieuが静のイメージなら、EIKOは動のイメージ。adieu+EIKO=上白石萌歌なのだとしたら、今後その二面性を前面に押し出した音楽活動を展開して欲しいと願っています。更に将来的には、音楽番組でもいいから、姉妹共演を実現して欲しいです。
それでは、快活な上白石萌歌=EIKOの歌をお楽しみ下さい。

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