初っ端からパスワード設定をしくじり・・・・Oh, No!SunHeroは絶対に手順通りやりました。Sticky Passwordでいくつもの候補を作って、直感的に”This is IT!”(これだぁ~!)というものを、加トちゃんペッ!ならぬ、コピペをして実行を押下しただけなのに。
その後も、無線LAN(Wi-Fi)での接続が出来なくて・・・・スマートサポートセンターさんには、何度もお世話になりました。auひかりやNURO光の時とは違って、電話は割と早く繋がるし、状況に応じて適切な部署に回してもらえます。電話越しとは言え、腰の低い応対には、ツクヅク感心しました。この場で改めて御礼申し上げます。
それにしても、このひと月の間に、SunHeroは本当に色々と勉強させられました。移動体通信網が4G/LTEから5Gへの過渡期であるように、通信技術自体もIPv4からIPv6への移行期なんですね。(IPv#って何かって?たまには、自分で調べてよ)
すなわち、相手がIPv6に未対応だと、ブラウザー表示が「応答時間が長すぎます」とエラーになる。一旦タブを閉じて最初からやり直し?大抵は、そうなる前にエラー画面内の「最新の情報に更新」(を押下)すると、何とかなるようだ。
導入から1ヶ月、そんなサイトでも「~~更新」を押下する前に、唐突に正しく表示されることが多くなった。PCが学習したのか?通信事業者が学習したのか?これが「養生」と呼んだ理由だ。
IPv4 over IPv6とかいう技術で、IPv4サイトへアクセスする際に起きる現象のようだ。IPv6でアクセスして応答がないと、IPv4でリトライするような感じらしい。恐らく10Gbpsだと速すぎて、IPv4に切り替えている間に、エラーが返されるんじゃないかな。遅れてサイト情報が届くから、そのタイムラグにエラー表示が出るんだと思われる。
AWSやさくらインターネットのようなクラウドコンピューティングサービス(クラウドプラットフォーム/サーバーホスティングサービス)を利用しているサイト(企業)では、まず起こらない。自前のサーバーやローカルなレンタル・サーバーだと、IPv6対応の設備(機器)に買い換える必要があるから、しばらくはこんな状況が続くんだろう。
今はまだ、auひかりやNURO光のように、NTTのNGNを介さない回線網を提供している企業は少数派だ。しかし、この2社がNTTに先駆けて1Gbps(NTTのフレッツ光ネクストやBフレッツ)越えを実現できたのは、NGNより高速(で、恐らく安定・安全)な通信網を構築し始めたからだと思う。
そんな事を調べている内に、NGNですら(どちらかと言えば)末端寄りの通信網技術で、世界中を網羅するインターネットの本線にアクセスするには、VNEと呼ばれる企業の仲介が必要なのだそうだ。NGNがBtoC(企業と顧客間)なのに対して、VNEはBtoB(企業と企業間)のサービスだから、AWS以外はほとんど知られていない。
実は、光10Gbpsでは、ISPがどのVNEと契約(利用)しているかによって、IPv6の方式が異なるようだ。SunHeroが調べただけでも、V6プラス(JPIX ※旧JPNE)とかV6コネクト(朝日ネット)、IPv6オプション(BIGLOBE ※V6プラス互換)、transix(IIJ系)、OCNバーチャルコネクト(NTTコミュニケーションズ)、そして、最新技術のクロスパス(アルテリア・ネットワークス=UCOM光)と、ひしめき合っている。
従って、市販の高速通信ルーターを買う際に、自分が利用しているISPがどの方式を採用しているか確認しておかないと、大損害となる。自信が無ければ、ISP推奨のルーターをレンタルする方が無難。10Gbps用だと、ほとんどのISPが550円/月(税込)だ。月額基本料が安いISP等、市販ルーターを購入(自分で用意)する必要があったりする。
SunHeroがNUROから乗り換えた@スマート光はV6プラス方式で、サービス開始当初は有料だったが、今は無料オプションだ。今後主流になるのはIPv6規格なので、申込時には忘れずにこのオプションを付けること。他のISPでも、オプション扱い(しかも、無料なら)になっていたら、絶対付けるべき。
・・・・と、前置きはそのくらいにして、ココカラ(ファイン)が本題!有線LAN(イーサネット)で、どこのスピードテストで計測しても、上下とも900Mbps台止まり。1Gbpsを悠々と超えることを期待していただけに、ショックの余りNTT東日本と@スマート光に八つ当たりしてしまった。
親切な@スマート光のサポートに言われて、マイPCのスペック(LANポート)を確認したら、「1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠」だった。1000BASE-T=1Gbpsだから、それ以上の速度が出るはずもない。富士通しか調べていないが、ノートPCの場合、最上位機種の一部が2.5Gbps(2.5GBASE-T)に対応と言う惨状だ。
通信事業者の勇み足というか、競合が激化する余り、PCメーカー(ハードウェア)が追いついていない。早く10Gbps(10GBASE-T)、5Gbps(5GBASE-T)に対応してもらいたいものだ。10Gbpsは完全にオーバースペックだった。
こんな事なら、NURO光の解約金が免除される次の更新時期(2025年1~3月)まで待ってから、他社に乗り換えれば良かった。あるいは、NUROでもつい最近10Gbpsへの契約変更が始まった。ほんのちょっと辛抱すれば、スムーズにアップグレードできたようだ。
つまり、SunHeroも勇み足だった?・・・・いやいや、通信速度に関してはそうですが、それ以外にもメリットがあったから、NURO光を一旦止めたんです。(ヒントは長~~~い前置きにあります)
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