
Gordon SumnerことSTINGの来日公演に行きました。会場は東京オリンピックの競技会場のひとつだった有明アリーナ。再オープンしたのは、昨年10月1日だそうです。昔は初めて行く会場自体が楽しみだったものですが、最近はすっかり億劫になってしまいました。
近年のお初会場といえば、2018年のなかのZEROという呼称の方が有名なもみじ山文化センター、2021年のTachikawa Stage Gardenです。今回の有明アリーナは、前二会場とは余りにも立地条件が違ってました。
JR東日本の中央線沿線ではないということです。その上、周辺の交通機関とのアクセスが抜群に悪い。Google MapやYahoo!乗換で同じコースを勧められたので、行きは素直に従いました。中央線で東京駅まで行って、そこから都バスに乗って、「有明小中学校前」下車というもの。チョット行き過ぎちゃうけど、目の前が有明アリーナです。
10分遅れでやってきた(初めての水素燃料)バスは、始発の東京駅の段階で既に満員。有楽町、銀座、東銀座、築地、勝どきといった地下鉄と接続のある辺りの停留所は全て通過。新豊洲だけは、降車する乗客がいたので、2-3人乗り込んできました。おまけに、銀座周辺の渋滞に巻き込まれて、アプリで調べた時刻には到底到着しそうにありませんでした。
でも、そこは都バスです。勝鬨橋辺りから道路が空いてくると、都バス飛ばす!車窓の景色もガラリと変わって、高層マンションが建ち並ぶウォーターフロントに。道路脇の公園では、家族で休日をのんびり過ごす様子が見えました。この辺に住んでいたら(有明アリーナなんて行くのは)楽だろうなと恨めしく思いました。
とにかく、有明アリーナの最寄り駅は2つ、有明テニスの森と新豊洲。どちらも「ゆりかもめ」の駅で、共に徒歩8-9分。終演後なんて、2-3本やり過ごす覚悟が必要です。1本やり過ごす覚悟があれば、「りんかい線」の国際展示場か東雲(正しく読めますか?)ですが、共に徒歩17分。ウォーターフロントの盲点ともいえる立地です。
その上、名称も紛らわしい!有明ガーデンとは全くの別物ですが、有明を名乗るだけあって近い。更に厄介なのは、有明ガーデンには劇団四季の劇場の他に、東京ガーデンシアターという大型ホールがあります。
共にセブンイレブン発券だったためにチケットを間違えたように、有明アリーナ=有明ガーデンと混同してしまう可能性は大です。特に「ゆりかもめ」の有明テニスの森駅を利用する場合は、厳重注意です。両施設の中間点にあるため、案内標識を見間違えると、正反対の方角に向かうことになります。
とにかく、初めてだったから、往路も復路も大変でした。行きは、検索結果で16時10分到着予定のところ、都バスは飛ばす。10分遅れが、銀座の渋滞で更に遅れたのに、着いてみれば5分遅れでした。この時点で、屋外の販売所は大行列、併設のカフェも満員御礼。またもや事前の腹ごしらえに失敗しました。
ここまでお付き合いいただきまして、誠に有明アリ・・・・がとうございました。いよいよ開演です。
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