STING - “MY SONGS Japan Tour 2023” @有明アリーナ, March 12, 2023

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Bryan Adamsの心地よい疲れが癒えた頃、STINGの来日公演に行きました。会場は東京オリンピックの競技会場のひとつだった有明アリーナ。再オープンしたのは、昨年10月1日だそうです。真新しい会場を訪れるのも楽しみだったんですが、最近はすっかり億劫になってしまいました。

何しろ、同じ東京都なのに、遠い、遠い!だから、ルートも沢山あって、刻一刻と最善ルートが変わる。結局、家を出る直前のルート検索で、遅延が予想されて不安な都バス利用になりました。それは先にぶちまけた通りです。さて、いよいよ開演です。まずセットリストをご覧ください。

 STING "MY SONGS" JAPAN TOUR 2023 
 @Ariake Arena, March 12, 2023 

  1. Message in a Bottle from "Reggatta de Blanc" 1979

  2. Englishman in New York from "...Nothing Like the Sun" 1987

  3. Every Little Thing She Does Is Magic from "Ghost in the Machine" 1981

  4. If It's Love from "The Bridge" 2021

  5. Loving You from "The Bridge" 2021

  6. Rushing Water from "The Bridge" 2021

  7. If I Ever Lose My Faith in You from "Ten Summoner's Tales" 1993

  8. Fields of Gold from "Ten Summoner's Tales" 1993

  9. Brand New Day from "Brand New Day" 1999

  10. Shape of My Heart from "Ten Summoner's Tales" 1993

  11. Heavy Cloud No Rain from "Ten Summoner's Tales" 1993

  12. Seven Days from "Ten Summoner's Tales" 1993

  13. Mad About You from "The Soul Cages" 1991

  14. What Could Have Been from the soundtrack "Arcane: League of Legends" on Netflix 2021

  15. Wrapped Around Your Finger from "Synchronicity" 1983

  16. Walking on the Moon from "Reggatta de Blanc" 1979

  17. So Lonely from "Outlandos d'Amour" 1978

  18. Desert Rose from "Brand New Day" 1999

  19. King of Pain from "Synchronicity" 1983 [joined by Joe Sumner]

  20. Every Breath You Take from "Synchronicity" 1983

  21. 〔encore〕
  22. Roxanne from "Outlandos d'Amour" 1978

  23. Fragile from "...Nothing Like the Sun" 1987


さて、定刻を過ぎて数分くらいだろうか?ステージに現われたのは、Special Guest(=前座)のJoe Sumner一人。自らも「STINGは、お父さんです」と自己紹介。以後も日本語を交えたトークで、「お父さん」目当ての観客の注目を集めていた。5曲やった気がしてならないが、どこのライブ・レポートにも4曲しか載っていなかった。

15年前、The Policeの前座で来日した時は、Fiction Planeという3ピース・バンドだった。2003年にMCAから全世界デビューを果たし、その翌年には来日公演を行なっていた。SunHeroは仕事を必死で終わらせ、東京ドームに駆けつけた。どうにか父ちゃん達のライブだけ観れた。

前座で二度目の来日を果たした訳だが、インディー・シーンでもう3枚のアルバムと1枚のライブDVDを発表(いずれも日本未発売)して解散した。まもなくソロで初めてのアルバムをリリースするようだが、それに先駆けて先月初旬にライブEPを配信リリースしていた。それが5曲入りだったんだけど、本当に4曲しかやらなかったのかなぁ~?

30分弱のJoe君の弾き語りの後、お約束の15分休憩となった。順番が前後したが、トイレ⇒水分補給を済ませたら、場内アナウンスに急かされた。17時45分を少し回った頃だと思うが、お待ちかねのSTINGと御一行サムナーの登場だ。

のっけから「孤独のメッセージ」なんかやるから、いきなり観客総立ち!中盤の緩い展開でも、ステージ方向の客は座ってくれない。奇跡的にアリーナ席、それも最前のAブロック列だったが、1時間40分余り(真偽不明?)・・・・演奏中は良かったが、終演と同時にどっと疲れが出た。

御年71歳のSTING様、鍛え上げたスリムな肉体でもキツくなったのか、ベースはちゃんと弾くが、歌の方はコーラスの黒人男女に任せる場面もあった。仕舞いには、御子息のJoe君まで登場。流石の息子でも、父親のハイトーンには及ばなかった。

あともう一人、コーラス担当はいたが、彼の本業はハーモニカだった。かつてWinton MarsalisやChris Botti等が務めたトランペット・パートまでカバーする名手だが、”Brand New Day”の前振りで、STINGからStevie(Wonder)のように吹けるかい?と挑発されて苦笑していた。曲が始まっても、イントロのハーモニカの演奏で、その程度かい?と詰め寄る。

何しろ、今回インカム・マイクを身に付けていたので、自由にステージを歩き回っていた。ところが、序盤のどの曲だったか、外れてしまった。スタッフが二人係りで応急処置。突然身動きが取れなくなって、観念した表情で戯けたり。東京だけど、名古屋かな進行は面白かった。

そもそもツアー・タイトルにある通り、テーマは “My Songs” だ。4年前の来日公演の後、コロナでツアーが途切れてしまった。今回は仕切り直しの来日公演。序盤とクライマックスはThe Policeの曲で盛り上げながらも、最新アルバムから立て続けに3曲披露したり、My Songs=Mr. Sumner's Songsという訳か、“Ten Summoner's Tales”から4曲もやった。

唯一判らなかった曲は "What Could Have Been" だ。Netflixなんて契約したこと無いんだから当然だ。背後に映し出されたアニメは、抜粋映像だったと言う訳か。ストリーミングで直前予習をした際も、見事に見落としてしまった。失礼ながら、そんなに思い入れのある曲だったですか?どうもすいません。

でも、そこからのアリナミンV・・・・じゃなくて、V字回復は凄かった!特に”So Lonely”がね。みんな矢継ぎ早に「そろ~り、そろ~り、そろ~りー!」と、歌詞とは裏腹に(?)、叫ぶ、跳ねる、回る?でも、SunHeroは体力温存。

その時はアンコールで待っていた。もちろん、曲は「63」だ!後半で繰り広げられる「ロクさんの~、ロクさんのー!」の応酬、思い切り声を張り上げられる喜びをヒシヒシと感じた。

さあ~、これで次のライブ(Jackson Browne)に備えられます。

あっ!まだチケット、発券してな~い。間違えるよりはマシだけど、発券し忘れて会場に行っちゃったりして?

過去にマジで忘れて会場に行っちゃって、どうにか潜り込むことに成功しましたなんてことがありました。あの時ほど電子チケットの必要性を感じたことはありません。でも、紙チケットにどっぷりと慣らされてきた者としては、まだまだスマチケとか抵抗あります。

この記事へのコメント

  • Dogwood

    いや~、羨ましい。この年度末の忙しい3月にBrian AdamsからのStingとは、豪華なLIVE三昧ですねぇ。ホントにシツコいくらいウラヤマシイ限りです。とはいえ、このように丁寧な(オヤジギャグを挟んでるけど)ライブレポートとセットリストは有難い。観ても無いのに勝手に行った気になりました。1曲目の「孤独のメッセージ」は鳥肌モノだったでしょう。そろ~りに63も(笑)、、、。お疲れ様でした。Jackson Brownも期待してますよ~!
    2023年03月26日 19:48

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