1944年イギリス生まれで、Eric Clapton脱退後のYardbirdsに参加して、頭角を現した。その後、Jeff Beck Group、Beck, Bogert & Appiceを経て、ソロ・アーティストへ。1970年代にはフージョン系のミュージシャンとセッションするようになり、アルバム “Blow by Blow” や “Wired” がヒットして、インストゥルメンタル・ミュージックでもやっていけると確信。孤高のギタリストと賞賛されるようになった。
中高生の頃、ギター・キッズだった友人が、中古のアコギで彼のギター・プレイを真似て見せてくれた。ロック初心者だったSunHeroは、ジャズやフュージョンはもとより、ロックもインストゥルメンタルというだけで興味が湧かなかった。
インストゥルメンタル・ミュージックの魅力に取り憑かれたのは、アラサーの頃だった。キッカケは色々あるが、例えばMTVで見たHerbie Hancockの ”Rock It” とか、Chick Corea Elektric Bandの ”Light Years” とか・・・・。でも、Beckの音楽の凄まじさに開耳(開眼!)するには、更に数年を要した。
Beckのライブには一度だけ足を運んだことがある。2009年にEric Claptonと一緒に来日公演を行った時だ。アンコールで同じステージに立った二人の姿には、ただただ感激するばかりだった。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
昨年のJohnny Deppとのジョイント・ツアーから、6月6日のBirmingham Symphony Hall公演
因縁の二人、久々の共演はBeckには内緒だったのかな?
この記事へのコメント