前作 “Better” が二種類のパッケージ(装丁)で、HMVやTowerを初め、国内の主だった販売店では、パッケージを選べないという惨状(売り方)だった。韓国商品を専門に取り扱う店舗を当たったら、両方のパッケージをセット販売している店が、ボアボア(ゾロゾロ)出てきた。
それでも、やはり3種まとめて買える方がいいに決まってる。先着購入特典のポスターも、ちゃんと3種(3枚?)付くという店もあった。現地で発売になる前に予約購入しておけば良いものを、最安店を探し回っているうちに発売日を過ぎてしまった。
あっという間に3種セット販売は売り切れ続出となった。ポスターさえ諦めれば、今でも3種セットは手に入る。だが、ポスター付きを謳っている店でも、覗いてみれば「ポスター終了」ばかり。完全に本末転倒の失策だ。
どうせポスターが付かないなら、3種セットで買う意味はない。Forgive VersionとHate Versionの2種セットを、破格の安さで販売している店を見つけた。これにバラ売りのDigipack版を買っても、3種セットより安い。早速注文したら、韓国から直送のため、配送に1週間くらい掛かるようだ。
待っている間に、アイドルのCDの日韓の違いを考察してみた。



Hate ver. Forgive ver. Digipack ver.
日本でも初回限定盤と銘打って2種(or 3種)のデザイン違い(中には収録曲が一部異なる場合もある)と通常盤というのが一般的だ。初回盤が複数種ある場合、初回盤の価格は同じで、通常盤だけ低価格に抑えられている。
韓国の場合は、元々マーケットが小さいため、初回盤とか通常盤とかいう区別はなく、すぐ廃盤になってしまう。BoAの場合、一見通常盤と思えるDigipack Versionでも、他の2種にはないオマケが付く。ジャケット・サイズに合わせて折り畳まれた状態になってしまうが、封入ポスターが付いてくるようだ。
また、差し詰め日本の初回盤に当たるForgive ver.とHate ver.は、パッケージ・デザインの違いがそのまま価格に反映されている感じだ。後者の方が高い。前者は2,000円台前半、後者は3,000円前後が相場のようだ。再販制度に守られている日本と違って、店によって価格がマチマチなのは、むしろ世界標準だ。
30周年へ向けての最初の一歩は、どんな音楽でファンを出迎えてくれるのか?楽しみだ。
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