無料ほど怖いものはないので、安全性に不安がある方にはお勧めしません。あくまでも、ご自身の責任において、インストールするかどうか、ご判断願います。なぜなら、「Brave」はBrave Software Inc.が開発したブラウザで、同社によって既に無料配布されているからです。
当然、検索すれば、何かしらのデメリットを紹介するサイトがヒットするかもしれません。従って、無責任な話ですが、当ウェブロッジでは「Brave」に関するトラブルには、一切責任を負いません。ご承知おき下さい。
SunHeroもさっきダウンロード&インストールしたばかりで、まだ普段訪れているサイトを順番に表示している程度です。なので、どのくらい信頼のおけるブラウザが、全然分かっておりません。
ただ、Google Chromeより3倍速いと謳われているウェブページの読み込み速度が、3倍?とは思いつつも確かに速いように思えました。お気に入りのインポートなど、使い勝手の検証はこれからですが、参考までに紹介します。
ソースネクストがなぜオマケ付き無料配布のキャンペーンを始めたのか、皆目見当が付きません。勝手な邪推ですが、やはりポケトークの爆売れに対する御礼なのかもしれません。
そのオマケの「特打」にしても、ゲーム感覚でブラインド・タッチが習得できるだけのソフトです。魅力的なプレゼントとは思わない人も少なくないと思います。
それでも、試しに使ってみようかな?と思ったのは、以下のような特徴に興味を持ったからです。
① 他社に依存しない独立した検索
「Brave Search」は検索履歴・クエリを一切追跡(トラッキング)しない
② 無料ビデオ通話
「Brave Talk」では4人までのビデオ通話は無料 & 相手のブラウザは問わない
③ オフラインプレイリスト
Youtube、Twitch、Vimeo、SoundCloud等(ということは、Podcastのみ?)
④ カスタマイズ可能なニュースフィード
「Brave News」機能でトラッキングを排除する
そして、何よりも魅力的に感じたのが、ソースネクストが「最も安全なブラウザの一つです」と言い切っていることです。具体的には・・・・
- プライバシーを無視した侵襲的な広告やトラッカー、サードパーティによるデータ保存・搾取やIPアドレス収集をブロックする
- フィンガープリント採取から保護する
では、「Brave」ブラウザはどのように作られているのでしょうか?
① オープンソースのChromiumウェブコアにビルド
② クライアントコードはMozilla Public License 2.0でリリース
③ Windows、macOS、Linux、Android、iOSに対応で、PCでもモバイルでも使用可能
④ VPN*は現状iOSのみ、今後のバージョンアップで他のOSにも順次対応予定
⑤ 広告ブロック機能「Brave adblock」を標準搭載
⑥ ビデオ通話機能*・オフラインプレイリスト機能あり
*:VPNは「Brave Firewall + VPN」というサブスクリプションのため有料
*:5人以上のビデオ通話は「Brave Talk プレミアム」というサブスクリプションのため有料
一見いい所だらけのようですが、SunHeroが長年愛用しているセキュリティーソフトでも、「Brave」は使えるのでしょうか?本採用になるかどうかは、それ次第です。
<< Important Notice >>
ところで、ひとつ気掛かりなことがあります。それは、Brave Rewardsというオプションです。Braveが独自に検証しプライバシー保護されたファーストパーティ広告を表示すると、BATという暗号資産が溜まるそうです。BATや他の暗号資産は、Braveウォレットで管理できるそうです。
高い安全性を確保するため、排他的な仕様になっているのに、Brave推奨の広告を閲覧するとBATが溜まる。何か胡散臭くないですか?自分のBraveウォレットが、取引履歴を記録し容易には改ざんされないブロックチェーンの一端を担わされる可能性は否定できません。
あくまでもSunHeroの邪推です。Brave Rewardsはオプションでも、Braveのインストール時にBraveウォレットもインストールされてしまったら、どうなるのでしょうか?勝手にブロックチェーンに組み込まれてしまうことはないのでしょうか?
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