2022年夏ドラ平均視聴率ランキング(9/13付)
順位 タイトル (制作局系列) 平均視聴率
- オールドルーキー(TBS系 6/26~9/4 日曜 21:00~)10.4%
- 六本木クラス(テレビ朝日系 7/7~9/29 木曜 21:00~)9.1%
- 競争の番人(フジテレビ系 7/11~9/19 月曜 21:00~)8.8%
- ユニコーンに乗って(TBS系 7/5~9/6 火曜 22:00~)8.0%
- 石子と羽男 -そんなコトで訴えます?-(TBS系 7/15~9/16 22:00~)7.2%
- 魔法のリノベ(関西テレビ系 7/18~9/19 月曜 22:00~)6.4%
- 家庭教師のトラコ(日本テレビ系 7/20~9/21 水曜 22:00~)5.9%
- テッパチ!(フジテレビ系 7/6~9/14 水曜 22:00~)4.8%
- 初恋の悪魔(日本テレビ系 7/16~9/24 土曜 22:00~)4.8%[8位タイ]
- 新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜(読売テレビ系 7/24~9/25 日曜 22:30~)
4.6%
どのドラマが良かったですか?
全話見たドラマがひとつもないため、ドラマの内容に言及した解説は、[週刊女性PRIME]の記事をご参照下さい。💢
さて、一見して明らかなのは、放送時間帯によってキレイに分かれたことです。21時台がやはり強かった?否、平日に最も視聴率が見込める22時台が、伸び悩んだ結果なのではないでしょうか。
コロナ禍の行動規制が緩和されて、仕事帰りにそのまま夜遊びに繰り出したため、恐らく気になるドラマはTVer等で見た人が多かったのかもしれません。あるいは、HDDに録画して、倍速再生で見た?ならば、視聴率がここまで低迷することはなかったのでは?
もはや放送時間に縛られてまで見る視聴者が減った。これが真相だと思います。
辛うじて10%台に留まった「六本木クラス」は、ご存じの方も多いと思いますが、韓国ドラマのリメイクです。日本の商業風土に合うよう、シナリオを改作し損なった印象です。あの視聴率は、むしろ放送開始後に香川照之スキャンダルが勃発して、成り行きに関心があった人達のおかげじゃないかと思います。
そもそも、3年前の悪行をなぜ今頃になって取り沙汰すのか?それも、どれほど破廉恥な行為だったか、事細かく記事にするとは、何らかの作為を疑いたくなります。銀座の高級クラブなら、たちまち摘まみ出されるはず。銀座と言えども、キャバクラだったんじゃないの?
全話視聴できなくて悔しい思いをしたのは、「石子と羽男」でした。とにかく、有村架純と中村倫也の漫才のような台詞の応酬は、小気味よくて感心させられました。また、何とか2人の間に割って入ろうと奮闘する赤楚衛二の健闘虚しい役どころも、ホント面白かった。
期待してたのに残念だったのは、「家庭教師のトラコ」でした。橋本愛、久々のドラマ主演で、思いっきり役を作り込んで臨んだはずなのに、後半でグダグダになっちゃダメじゃん。「家政婦のミタ」みたいに、主人公が一貫したキャラじゃないと興醒めです。
もうひとつ残念だったのは、「ユニコーンに乗って」でした。SunHeroの永野芽郁推しは有名(?)ですが、あんなフワフワしたCEOに起業は無理でしょう。ドリームポニーは言葉の印象通り事業の実態が不鮮明で、西島秀俊さんは実務面で力を発揮しそうな役柄だったのに、若手3人と噛み合わないまま。起業について明らかにリサーチ不足な脚本でした。
SNSの普及で、わざと炎上もしくはバズるように仕向けているとしか思えないドラマが多くありませんか?まさか、その最たるモノをNHKが仕掛けるとは思ってもみませんでした。
NHKの連続テレビ小説(a.k.a. 朝ドラ)では、不幸の連鎖を描いた「純と愛」が最低のドラマだと思っていました。「ちむどんどん」は題名に反して、苛立つことばかり。挙げ句の果てに、店名を「ちむどんどん」にするか!これじゃ、ダブルで看板に偽りアリ、というか、しょうもない辻褄合わせ。
それに比べると、NHKの夜のドラマはマトモでしたね。割と最近でも「だから私は推しました」とか「ここは今から倫理です」とか、攻めたドラマがあるかと思えば、「これは経費で落ちません!」や「しもべえ」のような一風変わったコメディーも。
「岸部露伴は動かない」や「オリバーな犬」に至っては、「真相究明、しないんか~い!」とツッコミたくなる中途半端感が心地いいサスペンス。何だか民放深夜ドラマのてんこ盛りみたい。
でもさ、「オリバーな犬」って、どうしても「時効警察」の影がチラつくんだよな。

この記事へのコメント
SunHero
オダギリジョー?残念〜!
「オリバーな犬」で最も「時効警察」な俳優は····
麻生久美子さんでした~!(あっ、そう〜)
Dogwood