CDをレビューしている間に、プロのライブ・レポートを見つけた。セトリまで掲載されていて、これには敵わないと思った。更に、当日の様子は、CDレビューでも多少触れている。それでも、"Only One" Concertだったから、もう少しだけレポートしようと思う。
昨年11月の絢香と同じ会場だった。敷地内には日陰がほとんど無い。好天に恵まれたとは言え、季節外れの暑さは過酷だった。しかし、会場に集まってきた皆さん、熱中症対策は万全だったらしく、主催者を煩わすことは無かったようだ。
ただし、感染対策(マスク着用必須、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の推奨、来場者情報登録フォームの記入)はもちろん、本人確認がホント厳しくなった。チケットで氏名を確認し、写真付身分証明書で顔と氏名を照合する。感染者が確認された場合に備えた「来場者情報登録フォーム」は、登録メールのスマホ画面の提示を求められた。
入場時には、まず体温測定とアルコール消毒。次にスタッフからペンライトとBoAへのサプライズ用のビラを受け取る。ビラの注意書きによると、ステージ両脇のスクリーンで合図するので、ステージのBoAに向けてビラを掲げて下さいという指示だ。BoAから見て、ビラの内容が分かるのか甚だ疑問だったが、結果は大成功気持ちはつたわるものだ(笑)。
さて、SunHeroの席は「北-G-3列」だが、これは老人用の席だったのか?元々1階スタンド席は終始着席が原則。両隣とも一席空けてオッサンの一人客。若作りしたSunHeroよりは年下らしいが、オシャレ感ZEROというか、故意に地味な服装をしてきた感じ。だから、「来た!爺さん列」という訳か?
ゲストでm-floのVERBALとCrystal Kayが出演するということで、VERBALの威勢のいいラップをフィーチャーした"BUMP BUMP!"から、Crystal Kayも加わって“BEST & USA”収録の"UNIVERSE"へ。この二人と一緒だと、自分が座長だということを忘れてしまうのか、たちまちMCも二人に甘えちゃう妹キャラになってしまったBoA。
ところが、事前告知の無かったサプライズが待ち受けていた。東方神起のYUNHOが"Only One"の間奏で登場。MVさながらのダンスを披露してくれた。東方神起もファン・ミーティング巡業で来日中だったとは。BoAは早くも東方神起の20周年に飛び入りする意気込みだった。
それより何より、超ビックリしたのは、アンコールの衣装だった。超ミニの白ワンピ。普通に踊ればどうなるか!衣装替えの時に下着姿にならなくて済むよう、フィットネスやヨガで着用するようなショーツ型のウェアなんだろうけど…思わず目を白黒させられました。有料チャンネルでの放送やビデオ商品化の予定もあるけど、上手く編集されちゃうんだろうな。
本当は昨年、BoAが歌手になるきっかけを作ってくれた次兄が急逝して、とても悲しくてショックだったはずなんだけど、そんな素振りは一切見せず、2時間を超える素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。ゲストの前では妹キャラになったり、大胆衣装も気に掛けず潔く踊る姿は無邪気さを感じさせたり、BoA、貴方は本当に35歳ですか?
この記事へのコメント