山下達郎 11年振りのオリジナル・アルバム 6月発売


「Ray Of Hope」以来11年振りとなる山下達郎のオリジナル・アルバムが、6月22日に発売されることが発表になった。タイトルは「SOFTLY」だそうだ。前作もそうだったが、既発のシングル曲の寄せ集め+新曲少々という構成だから新鮮味はないが、SunHeroのようにアルバム・オリエンテッドな音楽ファンにとっては有難い。

この間に、一度だけ抽選に当たって、コンサートに足を運んだが、そのために慌てて買った「Ray Of Hope」も、当時のシングルも買って後悔した。久しぶりのライブだったが、セットリストは余り変り映えのしないものだったからだ。新しめの曲もやらないと、終演後のCDの販売にも影響あるだろうに……笑


ライブのMCでは、映画で門脇麦が歌っていてビックリした「REBORN」の話にも触れていたが、映画情報解禁前だったため、曲名も明らかにしなければ、演奏もしなかった。思わせぶりなMCは勘弁して欲しい。

それでも、事前にいつもと違うアプローチで製作された楽曲だという背景を知っていた上で映画を見たので、主題歌にしては地味で取っ付きにくいが、映画のテーマにぴったりハマっていたのには、流石アルチザン!と感服した。

門脇麦の歌唱シーンがフル・バージョンだったのには異論もあったが、カラオケで見事に撃沈してしまっただけに、あの難曲をショート・バージョンにしなかった監督の判断には同感だった。もし初めから映画に必要な尺だけのレコーディングだったら、見事な歌唱が台無しになってしまうところだった。

ただし、ステージ上で歌うシーンだけじゃ保たないと思ったのか、海岸で自由に踊るシーンは要らなかったと思う。でも、そのおかげで、YouTubeとかで見た時には、立派にMVとして成立していると思った。アレを見て、一層彼女のファン度が増した。

さて、あの曲も含めて、ようやくCDでシングル曲が聞けることになった。とは言え、発売まで2ヶ月以上ある。CD店は系列毎に特典を用意して、予約の獲得に躍起になっている。山下達郎・竹内まりや夫妻の楽曲は、配信解禁になっていないから、それなりの売上が見込めるからだ。

とりあえず、予約したけど、届く頃には待ち草臥れているかな?何しろ、オリジナル・アルバムにして、初めからベスト盤という内容だからねぇ~。


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