その活動の主体は、メールによる情報配信ではなく、YouTubeやTwitterを介した視聴者参加型番組から、Rundgrenの新譜情報やツアー・コーディネートまで幅広い。メール配信は、そうしたイベントへの呼び込みに過ぎない。実際、Kasim 2021のリリースやKasim Sulton's UTOPIAのツアー情報も、RRVVが一番早かった。

そして、今年最初に届いたメールには、Astral Driveという無名のアーティストの▲新譜発売情報▲が添えられていた。まるで広告のような紹介文に、ちょっと興味を持ったけど、しばらくスルーしたままだった。先日ストリーミングで聞けることが分かって、早速聞いてみた。
ダメじゃん⇒SunHero!こんなドストライクなサウンドを3ヶ月も無視してたなんて!大体、上の宣伝文には、ちゃんと”Rundgren flavor here and there”とか・・・・何よりも”his astral-pals Kasim Sulton…”と明記されているのに、何故スルーしたのか!馬鹿・ドジ・まぬけなSunHeroであった。
Rundgren flavor、それもあの70年代の香りがプンプン、否、あの響きが其処彼処というか、まるであの曲のあの部分をサンプリングしたかのようなサウンドが、それこそAstral Driveを楽しんでいるような気分にさせてくれる。いつものように、SpotifyやAmazon Musicにアカウントをお持ちの方は、早速以下のプレイリストをご試聴あれ!そうではない方も、サブスクしている配信サービスがあれば、ぜひ
いずれのプレイリストも、Astral Driveでヒットした楽曲を配信順に並べてみました。一番古い作品でも2018年とあるので、米津玄師くらいのキャリアかと思ったら、もっと昔からSunHeroは知ってました。”his astral-pals Kasim Sulton…”でピンと来なかったのが、物凄く悔しいです

手っ取り早く裏取りしたければ、40曲(2時間)余りあるプレイリストの最後にまとめた最新アルバムだけ聴いて下さい。それ以前の楽曲よりも打ち込み感が少ないのは、紹介文にもある通り、Bryan Adamsのバンドメイツが参加しているからなんですが、あの曲とあの曲ではDogwoodさんも良くご存じの「さる方」の歌声が・・・・
Astral Driveとは、Kasim Sultonの“3”で楽曲提供をしていて、昨年の“KASIM 2021”ではプロデュースまで引き受けていた、英国のミュージシャン・ソングライター・プロデューサー=Phil Thornalleyのソロ・プロジェクトだったんですね。1998年リリースのNatalie Imbrugliaのデビュー・アルバム”Left of the Middle”のプロデューサーで、ヒット曲”Torn”の作曲者の一人だった「正にその人」です。
The CureやJohnny Hates Jazzのメンバーだったこともあるそうですが、近年はBryan Adamsのバンドに参加して、世界中をツアーしていたようです。と言うことは、2017年の来日の際にも、ステージに居たのか!?
同じ年に来日したSTING共々、久しぶりで行きたかったコンサートですが、一番安い席でも1万円を切らない時代に突入しては、ライブ鑑賞など贅沢の極みでした。いや、今もか (・д・)
とにかく、1970年代のTodd Rundgrenが大好きな人には、必聴なアルバムです

それにしても、どのアルバムも”Astral Drive”だけじゃ、どう区別したらいいの?せめて、シカゴみたいに通し番号を打つとか・・・・便宜的にビートルズみたいに、1stは「ベージュ・アルバム」、2ndは「グリーン・アルバム」、3rdは「オレンジ・アルバム」と勝手に呼ぶしかないのか?
この記事へのコメント
Dogwood
SunHero
Astral Diveっていうのも素敵!さしずめISSから宇宙空間へ飛び出すような感じでしょうか?Yogiboよりも心地よいかも?それを音楽にしたら、どうなるんだろう?(と、とぼける笑)
ところで、Dogwoodさん、最初「あの方」にしたんですが、分かり難いかなと思い、「カの方」に訂正しようとした時、「さる方」ならピンと来るかなと思ったんですけど、本当に分かりませんか?
申し訳ないんですけど、もう一度プレイリスト以降の部分を読み返して頂けませんか?
Dogwood