絢香 - 15th Anniversary Tour ~もっといい日に~ @国立代々木競技場第一体育館, November 23, 2021

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実に2年半振りのコンサートだった。コロナ禍が小康状態なのを好機とばかりに、ナント2年振りで市外へ出掛けた。小田急線⇒京王線の次は、中央線かと恐れていたら、東西線だった。どうやら、走る密室での凶行は、通り過ぎたようだ。徒に恐怖を煽るつもりはないが、順当に行けば、次は西武線か?ならば、京王線で交通費を節約しようかと思ったが、余り歩きたくなかったので、JR線にした。

とにかく、それは急に決まった。開催の6日前になって、ぴあからライブモニターのメールが来た。9月にスタートした絢香の15周年ツアーのプレ・ファイナルへの無料招待だった。15年前、まだまだ初々しかった絢香のライブを観たのと同じ会場だ。抽選制だったので、まさか当選するとは思わなかった。当選者の他に同伴1名までOKだったが、3日前の当選通知では都合のつく友人・親族はいなかった。

さて、6年振りの原宿は、まずJRの新しい駅舎が完成していて、線路脇に残った古い駅舎の解体を残すのみ。代々木公園側へ出られる通路が新鮮だった。チケットとの引き換えがあったので、早めに出掛けたのが良かったのか、祝日だったとは言え、人の流れはスムーズだった。開演までに軽食を済ませるつもりだったが、原宿側の人出は「密」だった。

ドトールもどこも路面店は席待ちの列ができていて、已む無くエレベーターで3階の牛角に入ってみた。待つことも無くテーブルへ案内されたが、通されたのは出入口に一番近い席だった。三方が不透明なプラスティック板で囲まれていたので、客や従業員が頻繁に通っても、ほとんど気にならなかった。これもコロナ禍の感染対策のおかげか。

コートを脱ぎ終わらないうちに店員がやって来て、飲み放題・食べ放題にするか否かの決断を迫られた。祝日なので1,980円の食べ放題ランチはやっていないと言われたので、仕方なく2,980円のコースにした。ライブが跳ねた後なら、飲み放題もアリだが、ジンジャーエール・ハイボールだけにした。ノンアルコールの飲み物よりも安かったからだ。言い訳としか思えない?笑

注文はお冷やに至るまで、全て店員から渡されたタブレットだ。カラオケや回転寿司で慣れていたはずだったが、〆のアイスクリームを頼み忘れてしまった。お勘定もタブレットで操作するが、一応レジへ行かなければならない。会計カウンターが見当たらないと思ったら、真後ろだった。Edyで支払って、スタンプラリーのスタンプをゲット!また一列埋まったので、20ポイントゲットだ。(右図参照)

長居したつもりは無いが、会計時にスマホを見たら、既に16時半だった。せっかく店員がガムはコチラにありますと教えてくれたのに、もらわずに店を出てしまった。でも、前後左右に一席ずつ空けて座る割り振りや歓声NG、コール&レスポンス無しだから、口臭で周りの人に迷惑は掛からなかったと思う。

デザートとガムを忘れるほど慌てたのは、開場が16時、開演は17時の予定だったからだ。座席指定券との引き換えは、14時から16時半までに、敷地内の特設テントで、当選メール(印刷orスマホ画面)と本人確認のできる顔写真付きの物を提示する。当選メールには、わざわざ「不織布のマスク」と指定があった。当然マスク無しでは入場不可だ。

入場時には、まず検温。半券は自分でもぎって、係員が持っている箱に投入し、最後に手指の消毒という流れだった。一見厳重そうだが、手荷物検査が省かれていた。コンサートによっては、係員がバッグの中に手を突っ込むこともあって、流石にそれは勘弁と思っていただけに、中を見せることも無かったので、拍子抜けした。

開演5分前にスマホをoffにしたため、定刻通り始まったのかどうか定かでは無いが、最後通告(だって、いつもより注意事項が多いんだもん!)のあと、1分くらいするとBGMが変わって、照明が落ちた。バンドが定位置に就くと、絢香の登場だ!(^^)//""""""パチパチ

というか、これがバンドと呼べる編成なのか?と、ランチのこともあって、気分はすっかり浦島太郎だ。何しろ、伴奏者はキーボードとギターだけ。ベースやドラムスもキーボードが兼ねていたのか、あるいは、マニピュレーターが舞台袖にでも居たのか、分厚い音を奏でていた。更に、この日のライブは、dTVで生配信されていたそうで、特別に3名の女声コーラスを起用したそうだ。

あれから15年、君は30代のママなんだね。何と形容したらいいのか分からないステージ衣装からは、ベテランの風格が漂ってきた。デビュー15周年おめでとう\(^o^)/ まるで新曲入りのベスト盤のような選曲は、前夜から繰り返し聞いていたベスト盤をランダム再生している感じだった。ご無沙汰さんのライブでも、こういう趣向だと、十分楽しめる。

ただし、コブクロと共演した曲はやらなかった。ベスト盤の方も、配信終了になっていた。メリットの方が大きい音楽配信だが、たまにこういうデメリットに出くわすと、シャクに障る。でも、三浦大知と共演した曲は、〆に持ってきてソロで歌い切った。「にじいろ」のようにサラリと歌った曲もあったが、大半は感情表現が豊かで圧倒された。

当日のセットリストは、初めての試みでプレイリストにしてみました。15年間でオリジナル・アルバムが5枚、カバー・アルバムが2枚という寡作振りには驚いた。ファン待望の6枚目「LOVE CYCLE」は、来年2月の発売だ。先行配信の「キンモクセイ」は、代々木公園(⇐ワザとですよ)終了後、日付が変わると共に解禁になるそうだ。

それから、アンコールとかで、ツアー・グッズの宣伝をしなかったのは、とても新鮮だった。帰りがけに屋外の仮設テントを覗いて合点が行った。売り切れだらけだった。館内で買えるのは、自動販売機の飲み物だけ。グッズは早めに来て、開場前に購入しちゃうんだろう。SunHeroは初めから買うつもりは無かったし、物凄~く遅いブランチに3,000円以上も費やしてしまったので、潔く直帰した。



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