2015年に登場したWindows 10は、年2回の大規模(?)アップデートを繰り返してきたが、2017年の迷惑以外の何物でもなかったCreators Updateをピークに、もはやネタ切れなのは明らかだった。そして、今年になって急浮上したWindows 11の開発の噂を、Microsoftが正式に認めた。
主な特徴としては、起動直後のデスクトップが、「仕事用」・「自宅用」・「学校用」等にカスタマイズできるそうだ。「パパ用」・「ママ用」・「ボク用」と家族で使い分けていたのと、何がどう違うのか想像できない。
また、コロナ禍で急速に普及した「ZOOM」とほぼ同じものと思われる、Microsoft開発の対話アプリ「Teams」が素早く起動できるように、OSの仕様が変更されるらしい。「ニュースと関心事項」のように、設定を変更すると弊害が生じるようであれば、またひとつ厄介事が増える訳だ。
他にも、操作性の向上を目的とした「スタート」アイコンの位置変更も含まれているらしい。タスクバー上のピン留めの表示順がどう変わるのか、速報だけではハッキリしない。即座に思い付いたのは、タスクバーの左端から中央への移動だが、他のアプリ・アイコンの表示順はどうなるんだろう?
気掛かりなのは、「11」へのアップグレードが無償/有償、どっちになるのかだが、どうやら無償になるらしい。「10」を最後に年2回、無償でバージョンアップを提供し続けるという誠に有難い方針は、6年余りで転換することになった。
ついでに、先日の「21H1」の更新の際に、重要そうな更新に見せかけてインストールさせられた「ニュースと関心事項」。どうやらアンインストール出来ないみたいだ。無効にしただけで、通知領域(タスクトレイ)の表示が不安定になる。
あんなもん、元々スタートパネル内にあったものを、わざわざツールバーに引っ張り出して、便利になったでしょ?と自慢しているようで不愉快だ。やり方が詐欺まがいだ。「11」ではスタートパネルに戻すか、無効にしてもタスクトレイの表示がおかしくならないようにしてもらいたい。
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