
昨秋からサブスクでストリーミングを聞き始めたのを機会に、施設案内の「音楽レビュー」にいわゆるオムニバスなプレイリストを紹介する、文字通り【プレイリスト】を新設しました。既に【欧米音楽】から移行済みのものもありますが、新設後最初のプレイリストのテーマは『和洋混合聞き比べ』です。
AmazonやSpotifyには、漠然としたテーマで括られて、50曲・100曲、中には300曲超えのプレイリストが沢山あります。ながら作業にはそれで十分なのかもしれませんが、選曲や再生順に面白みを感じません。そこで、”Lost Pops of the '70s”よりも明確な意図で選曲してみました。
ここまで露骨な選曲なら、思わずニヤけてしまう方もいるのではないかと思います。反面、いくらアーティストが違うと言っても、同じ曲を2~4回も立て続けに聞かされるのは苦痛だという人もいることでしょう。そこで、アルバム・バージョンのようなロング・バージョンは避けて、次々に編曲の妙を楽しんで頂けるよう心掛けました。
時代が1960年代から21世紀まで、半世紀以上に及ぶため、録音の古いものはそれなりの音質です。とりあえず、初っ端の三連続をお聞きになれば、録音時期によって随分雰囲気が変わるものだとお判り頂けると思います。
Vol.1では、以下の楽曲を取り揃えました。ネタバレになりますが、作曲者のクレジットも付記しました。
- The Loco-Motion (Goffin-King)
- One (Al Cooper)
- An Old-Fashioned Love Song (Paul Williams)
- Get It On (Marc Bolan)
- Harvest for the World (Ernie Isley, Marvin Isley, Chris Jasper with additional lyrics and musical arrangements by O'Kelly, Rudolph & Ronald Isley)
- Can We Still Be Friends? (Todd Rundgren)
- Give Me Up (Michael De San Antonio, Pierre Michael Nigro, Mario Giuseppe Nigro: Japanese lyrics by 森雪之丞)
- Turn It Into Love (Stock-Aitkin-Waterman: Japanese lyrics by 及川眠子)
- Everytime You Go Away (Daryl Hall)
- Somewhere in the Night (Richard Kerr, Will Jennings)
- MacArthur Park (Jimmy Webb)
- I Feel Love (Donna Summer. Giorgio Moroder, Pete Bellotte)
- Behind the Mask (Chris Mosdell, Ryuichi Sakamoto with additional lyrics by Michael Jackson)
なお、”MacArthur Park”に関しては、ハリー・ポッター・シリーズの途中で逝去された校長先生役のRichard Harrisが最初にレコーディング(全米2位)したらしいのですが、Spotifyでは収録アルバム“A Tramp Shining”が配信終了のため、Amazon Musicと同じプレイリストが作成できませんでした。苦肉の辻褄合わせで、曲数は異なりますが、どちらも2時間に収めました。
飽きずに最後までお聞き頂けたなら、幸いです。ご意見・ご感想など頂戴できれば、誠に有り難く存じます。(4月18日、Spotifyのプレイリストを埋め込みました)
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