★Song of the Year:夜明けをくちずさめたら
(作詞曲プロデュース:水野良樹、歌唱:上白石萌音)
★Singer of the Year:上白石萌音
★Actress of the Year:白石 聖
さて、最後に映画館へ出かけたのは、2019年3月でした。その後、年会費の必要なTOHOシネマズとシネマシティは更新を見送りました。ダメ元で申し込んだイオンカードが審査を通り、イオンシネマで優待が受けられるようになったからです。ところが、コロナ禍のせいで、まだ一度も恩恵に与っていません。
すなわち、映画館で映画を一本も観ていないため、選考不能になってしまったのです。そこで目を付けたのが、TVドラマです。大抵、映画で実績を積んだ方々が、TVに進出して急に認知度が上がるというのがパターンなので、どうしても時差が起きます。苦慮した挙げ句、授賞部門が妙な事になってしまいました。
苦肉の策が上白石萌音さんの授賞名目です。周防正行監督の「舞妓はレディ」で映画初主演が2014年のこと。主題歌まで歌って、CDも発売されました。同年には舞台でも初主演。なのに、TVとなると、ナレーションやCMばかり。
主演ドラマもあるにはあったけど、やっとブレイクしたのが「恋つづ」でしたね。堂々と院内恋愛って何だよ!と思いつつも、全話見てしまいました。病院モノといえば、醜い権力争いか、スーパードクターによる高度な手術か、その両方が定番なので、新鮮に感じました。
ならば、歌があるじゃないか!という訳で、Album部門では米津さんに譲ったので、Song部門で上白石さんの歌唱曲を選びました。「ハッピーエンド」は2019年の主演映画の主題歌だし、同年のCDに収録済みなので、残念ながら対象外となりました。
でも、実はもっとイイ曲があるんです。それが授賞曲に決定しました。いきものがかりの水野良樹提供・プロデュースで、NHK「みんなのうた」で4-5月にオンエアされました。5月には配信が開始されましたが、CD発売まで待ちました。
ところで、1-3月クールには、清野菜名さんのパンダ・ドラマもありましたね。山口紗弥加さんの怪演も然る事ながら、それ以上に驚かされたのが、白石聖さんの演技でした。本性を現わした時の氷の女王な表情に、SunHeroは凍り付いてしまいそうでした。
白石さんが気になりだしたのは、一昨年のCM「ゼクシィ」とドラマ「だから私は推しました」でした。未だに同一人物とは思えません。
そして、授賞の決め手となったのが、昨年の「恐怖新聞」。テレビに軸足を置いた活動だったので、従来の基準では対象外となるところ。一方、上白石さんはタイミング良くフル・アルバムが出たところ。
もし、2019年に上白石さんの主演映画を2本共観ていたら、Actress Of The Yearだったかもしれません。所詮はSunHeroの主観100%で決めているので、色んな異論があると思いますが、ああいう形で表彰する事にしました。
授賞はつづくよどこまでも?(笑)
<Pt.4に続く>
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