
NURO光の敷設工事費40,000円の30回払が、ついに最後の支払いを終えた。工事費残債は無くなったが、2年に1回の更新月以外での解約には、相変わらず契約解除料=9,500円が掛かる。携帯電話の2年縛りからは解放されても、光回線のような有線インターネット接続となると、2年縛りと違約金からの解放は絶望的だ。
しかも、2年縛りのくせに、工事費は30回分割払いって、嫌がらせじゃない?最初の更新月(25ヶ月目)には、契約解除料は掛からなくても、工事費残債は一括で支払わなければならない。もちろん、工事費と同額の補填が毎月行われるから、実質負担は0円だけど、実際に最後の補填を受けなければ、お得とは言い切れない。

どういうことかと言えば、工事費は開通月の翌月の利用料金から請求開始になる。そして、その補填は更にひと月遅れで行われる。例えば、8月分の利用料金と共に請求される工事費に対する補填は、9月分の利用料金の請求の際に行われる。従って、開通月から31ヶ月目に工事費は完済しても、32ヶ月目に補填されて初めて工事費完全無料となる。
どのみち、こんな中途半端な時期に解約したところで、契約解除料がのしかかってくるだけで、何のメリットもない。事実上、48ヶ月(二度目の更新月まで)は契約を継続しなければ、料金的なメリットは得られないという訳だ。実質4年縛りだ。
この更新月の解約にも、落とし穴がある。回線撤去工事費だ。更に、ホームゲートウェイやテレフォニー・アダプターなどの機器を、所定の方法で指定日までに返却しないと、ナント損害金という名目で機器代金が請求される。だから、機器が入っていた箱は、保管しておいた方がいい。
そういうことは、何もNURO光に限ったことではないが、NTTのフレッツ光回線だけは、元々NTTの電話回線が敷設されていれば、回線撤去工事費は掛からない。とはいえ、NTTは依然MAX1Gbpsのサービスしか提供していない。5Gが浸透してきたら、理論上は携帯電話回線の方が、大容量・高速通信になってしまう。
NURO光が2Gbpsのサービスすら全国展開中なのに、早くも6Gbpsや10Gbpsのサービスを開始したのは、5Gを意識した戦略と言える。だが、SunHeroの住む地域は依然2Gbps止まりだ。出戻るつもりは全くないが、auひかりは、どうなのだろうか?
とにかく(SunHeroの場合は)、有線のNURO光 10Gbpsと無線の5G、どちらが先にやってくるか、注意深く見守りたい。ちなみに、SunHeroが密かに期待しているのは、SoftBank airが5G対応になることだ。


この記事へのコメント