Amazon Musicの大海を難破船のように漂流していたら、とある事情から手放してしまった一発屋と呼ばれたアーティスト達の70年代のヒット曲集が脳裏を過ぎった。収録曲の大半が、当時ですら日本未発売だったし、どのみち今じゃ入手困難な曲ばかりだ。
ご多分に漏れず、そうしたCDにはお呼びじゃない曲も含まれていたが、音楽をCDで所有するのが最善と考えられていた時代なので、HMVやTower Recordsなど何店も探し回って買い集めた。二束三文にしかならなかったので、手放してしまったことが悔やまれる。
そんなCDに収録されていた曲が、今やストリーミングで簡単に聴ける。探すのは少々面倒だが、CD店巡りをした日々に比べれば、雲泥の差の苦労だ。強いて言えば、「70年代 ポップス 100曲」とアーティストが被らないようにしたことくらいだ。
まずは自分自身のために、そんな曲達をプレイリストにした。有名アーティストの曲でも、日本では見向きもされなかった曲を敢えて選んだ。全米No.1ヒットでも、日本では発売されなかったなんていうのは、ZARA(笑)だった。
原則として1アーティスト1曲としたが、Nightのように敢えて2曲選んだものもある。同じアルバムに収録されているのに、リード・ボーカリストはもちろん、曲調も全く異なるからだ。
それで、SunHeroの遊び心に火が着いて、Nightの前に意図的に1曲入れた。全然違うバンドだけど、分かる人には身の蓋もないトリック(関係性)だ。ハロウィーンも近いし、他にも子供だましみたいなトリックを散りばめてみた。
実はこのトリック、別のトリックに繋がっている。米の黒人姉妹グループ=Pointer Sistersと英のManfred Mann's Earth Bandの対照的な2曲に共通してるのは、果たして何か?
トリックらしきものを見つけたら、コメントをお寄せ下さい。たとえ謎解きが出来なくても、このプレイリストが気に入ってもらえたら嬉しいです。

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