退職金で次々に家電製品を買い換え

つまり、そういうことである。

まだまだ働かなきゃ生きていけないのに、事業縮小の煽りを受けて、担当業務がそっくり無くなった。嘱託として引き続き仕事を続けることは、叶わぬ夢となってしまった。一応関連会社への転籍という斡旋もあったが、この年齢でゼロから仕事を覚えなきゃならないというのは過酷だ。

つい最近まで子会社へ出向のち転籍というのが、課長職以上の定年退職のセオリーだった。課長なら部長に、部長なら取締役に、取締役なら社長になれるように、本人自身の働きかけも大事だが、会社側もそうした配慮をするものだと信じていた。

実際、そういう人事異動を毎年目の当たりにしてきたのだが、65歳に定年延長という機運の高まりから、嘱託として現職に留まるケースが見受けられるようになった。昇格と引き換えに新しい職場に移るよりも、慣れた職場で細々とでも生計が立てられた方が、いくらかは楽だ。

ところが、リーマン・ショックを2年で乗り切り、2014~15年には決算ボーナスが支給されるほど業績を上げたというのに、再び悪化に転じ、一向に歯止めが掛からなくなった。結局、SunHeroが定年を迎えるまで持たなかった。

会社側が斡旋してくれた転職先で待っているのは、SunHeroには到底務まりそうに無い業務だった。こういうのを何と言うのかド忘れしたが、渋々承諾したところで一年も続かないだろうと思えた。不適材不適所としか思えない処遇だ。

会社側の意図が見え見えなのは、ここで素直に退職したら、一律に退職金が2割増しになるという優遇からも明らかだ。こんな古典的な人員削減を行なう会社に、将来性なんてあるのかな?

管理部門の業務システム化が進展すれば、当然人手は掛からなくなる。そんなことは20年以上も前から分かっていたことだが、どうやり過ごしたらいいのか分からないまま、その日を迎えてしまった。

明けて4月は外出自粛ということもあって、食料品や日用品の買物以外は巣籠もり。サラリーマン人生の心労が一気に噴出した感じで、日がな一日漫然と過ごしているうちに、明け方に寝て昼に起きるという生活パターンが定着してしまった。

誤算だったのは、最後の給料日に退職金も一緒に振り込まれるはずだったが、何の準備も無いままテレワークになったとかいう理由で、給料も退職金も一月遅れとなったことだ。4月下旬から5月上旬にかけての諸々の引落しが非常事態となった。

結局、最後の給与は一月遅れだったが、退職金の方は10日早く振り込まれた。既に家賃や一部のクレジットカード会社から払込用紙付の督促状が届いていたので、退職金が入金になった翌日にコンビニや郵便局で払い込みをしたり、指定の銀行口座へネットバンキングで振り込んだりした。

そして、怒濤の家電買い換えに突入した。今夏で購入から丸20年になるエアコンは、いつ壊れてもおかしくなかったし、3年前に買ったダイソンは、バッテリーが寿命を迎えてしまった。さらに、10年目を迎えた炊飯器は、内釜のテフロン加工(?)がハゲてきていたし、換気扇はひきひもスイッチがいかれて、引きっ放しにしておかないと止まってしまう状態のまま使い続けてきた。

これも家電に含めてしまっていいのか分からないが、母のスマホは容量不足でアプリの更新がままならなくなり、SunHeroのスマホはバッテリーの消耗が速くなってきて、毎日2回は充電しなければならなくなった。ついでに、一時期2年毎に買い換えていたという反省から、少なくとも3年は使おうと決めていた7代目PCも、購入から4年近く経つため、8代目へ皇位継承(?)することにした。

つまり、まとまった資金があるうちに、不便・不自由を強いられていた電化製品は、全部買い換えてしまおうと思い立った次第だ。高額なものから順に、ノートPC、エアコン、掃除機セット、換気扇、炊飯ジャー、母のスマホ、SunHeroのスマホとなる。また、今後購入予定のものには、コードレス電話機と天井照明がある。

この記事へのコメント

  • SunHero

    コメントありがとうございました。
    Slow Liveへのお誘い、ありがとうございました。
    本文のような状況なので、今はエンタメに注ぎ込む余裕がありません。残念です。
    2020年08月16日 01:20
  • Dogwood

    いやはや、大変でしたね。長年のお勤め、お疲れ様でございました。何故だか他人の気がしませんね(笑)ところで、スローライブの情報ありがとうございました。チャーと大橋トリオを見に行こうかなと思います。SunHeroさんもお時間があればライブ行きませんか?
    2020年08月16日 00:07
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