ボ~ッと生きていたら、Todd Rundgrenの来日公演が来週に迫っていた。チケぴで取ったチケットは、まだ「Cloak」に預けたままだったので、さっきセブンイレブンで発券してもらった。どこよりも早い先行予約で申し込んだのに、確保できたのは前から14列目だったので、「急いては事をし損じる」だったようだ。
今回の来日公演は、1995年リリースのアルバムと同名のツアー・タイトルだが、今頃になってそのアルバムのプロモーションをする訳ではない。昨年12月にアメリカで出版された自伝 The Individualist: Digressions, Dreams & Dissertations のプロモーションの一環だ。そうは言っても、流石に翻訳が間に合うはずもなく・・・・そもそも日本語版を刊行してくれる出版社などあるのだろうか?それでも Our Hero はやって来る!
その代わりだろうか?先月には昨年敢行されたTodd Rundgren's Utopia名義のツアーのライブ盤(右上)が、そして今月は来日記念ベスト盤(左上)が発売になった。ベスト盤は「コンプリート」と銘打っているが、Warner Brothers Recordsからリリースされたシングルって、もっとあったはずなんですけどね。
例えば、ワーナー2作目の “Nearly Human” からのリードオフ曲は、Bobby Womackをフィーチャーした "The Want Of A Nail" だし、ベスト盤には一曲も収録されていない3作目 “Second Wind” からは、 "Change Myself" がシングル・カットされたはず。もしかして、両方ともラジオ局向けにプロモ・シングルが配られただけだったのか?
母国アメリカでは、既に"THE INDIVIDUALIST" U.S. TOURの前半(4/10~5/13)を終え、日本から帰るとすぐに後半(5/27~6/28)が待っている。来月71歳になるというのに、驚くほど精力的に音楽活動を続けている。まだ還暦すら迎えていないSunHeroは、最近ひきこもりがちなので、少しは見倣うべきだとは思うが、思うだけでちっとも行動が伴わない。
さて、YouTubeで興味深い動画と音源を見つけた。ひとつはThe Nazzのデビュー曲 "Open My Eyes" のPVで、もうひとつはDonald Fagenのソロ3作目 “Morph The Cat” (2006) の期間限定Digital Special Editionのボーナス・トラックだ。
この記事へのコメント
SunHero
1968~2000年までの30年余りのスパンから、まんべんなく選曲されているらしいですね。ただ19時半開演だと、USツアーより曲数少なめかもしれませんね。余り遅くまで演られても、帰りが困ってしまいますが・・・・とにかく私も楽しみにしてます。
Dogwood