BoA - 1 Shot, 2 Shot [The 1st Mini Album] (February 2018)

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BOA - ONE SHOT, TWO SHOT [1st Mini Album] (購入特典ポスター終了しました)
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BoA3年半振りの日本語アルバム「私このままでいいのかな」が発売になってから丁度二週間、今度は日本海を渡って韓国語アルバムが届きました。またもハードカバーのミニ写真集仕様(B5版?)で、アンニュイな表情のBoAのグラビアページの合間に、歌詞が掲載されています。CDは裏表紙内側のスリットに差し入れられているだけ。うっかり落としたら、CDが飛び出して盤面を傷付けてしまいそうです。

既発表曲が半分を占める日本語アルバムは、どうしても新鮮みに欠ける上、僅か46分弱とコンパクトにまとめたとはいえ、12曲というボリュームにはチョッピリ食傷気味だったのも、正直な印象でした。対して、ズラリと新曲ばかり7曲を揃えた韓国盤は、鮮度が格段に違います。7曲25分弱には物足りなさを感じる反面、どの曲にも緻密に作り込まれた凝縮感があります。

韓国語が分からなくても、ちょうど英米の音楽のように、たちまち魅了されてしまいました。母国語で歌っているからでしょうか?日本語楽曲だって、ちゃんと意味を理解して歌っているからこそ、リスナーに訴えかけてくるものがある訳ですが、言語が違うだけで、こんなにも歌声にメリハリが付くものなんですね。

同じアジア圏でも、中国語や韓国語は、まったりとした日本語よりも、言語そのものがリズムを刻む英語に近い響きを感じます。すなわち、韓国語の歌詞の方が、ヒップホップやEDMにすんなりフィットするように感じます。こうしたサウンドに圧巻のダンス・パフォーマンスが加わると、エンターテイナーとしてBoAは完璧です。

ただし、アメリカで大ブレイクを果たしたのは、BoAではなく、PSY(本名=パク・チェサン)やBTS(防弾少年団)でしたね。PSYもBTSも、韓国語のままアメリカのメジャー音楽シーンに受け入れられたところが最重要点ですね。特にBTSは、母国での活動スタイルのまま日本へも進出し、シングルこそ日本語で歌い直していますが、アルバムにはハングル表記の韓国語曲がそのまま収録されていたりします。

BoAが日韓で方向性の違う活動を強いられながら、日本で成功を収めたような売り出し方は、もう時代遅れのようです。「郷に入れば郷に従え」的な苦労をしなくても、何かきっかけがあれば、言葉の壁は簡単に飛び越えられる時代になったようです。インスタ映えならぬ、インターネット映えする手法でも編み出して、英語圏でもう一花咲かせて欲しいものです。




SMTOWN公式YouTubeではアップロード順に3曲のMVが公開されています。
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