柴田淳 - 15th Anniversary Special Moon night Miracle party @Pacifico Yokohama National Convention Hall, January 11, 2016

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昨年11月下旬くらいから、急にTVのバラエティー番組に出始めた柴田淳。一体どういう心境の変化だったのだろうか?モチロン、11月25日にリリースしたデビュー15周年記念ベスト盤「しばづくし」のプロモーションの一環だった訳だけど、自虐的なキャラに徹していた姿が何となく痛々しかった。

豪華2枚組CDの販売促進なら、少なくとも東名阪くらいはツアーで回るべきだろうが、ライブはこのコンサート1回限りだった。その代替策として、バラエティー番組出捲りを承諾したのかもしれない。一応、15周年なので、ファンの期待に応えるべく、ベスト盤のリリースが第一弾、このコンサートが第二弾となっている。第三弾は今年後半に新譜リリースか?

かつて、しばじゅんは東京国際フォーラムでコンサートをするのが目標だと語っていた(2008年実現)。きっと観客として訪れた際には、二階席になったことが無いのだろう。同規模のホールなら、しばじゅんが目標とすべきだったのは、パシフィコ横浜の方だと思う。そして、ついにデビュー15周年記念の一夜限りの公演会場となった。SunHeroが感慨に耽るのは筋違いだが、やっぱり感慨深い。

みなとみらい線の開通でアクセスは格段に良くなったが、後から出来た東京国際フォーラムに比べると、エンタメ系の利用は極端に少ない。その代わり、「国立大ホール」の英語名通り、地道に国際会議で利用されることが多いようだ。2008年のサミット首脳会合は、ほんの一端に過ぎなかったらしい(閣僚会合は新潟で開催された)。

SunHeroの場合、東京国際フォーラムには既に26回(Hall A+Hall C)訪れているが、パシフィコ横浜となると今回が3度目の訪問だ。前回が3年2ヶ月前のThe Dukes of September Rhythm Revueだったのは、やはりみなとみらい線が開通していたおかげだ。

東京国際フォーラムは旧都庁跡地の狭いスペースを立体的に有効活用しているが、あそこのHall Aはどう見てもパシフィコ横浜国際大ホールの模倣だ。どちらも、エントランスの上にステージが位置し、客席の下が広いロビーになっている。だが、後から建てたくせに、二階席からのステージ・ビューの悪さは、設計ミスとしか思えない。どうして、こちらの二階席くらいの傾斜を付けなかったのだろうか?

さて、早めに会場に着いたつもりだったが、開場前のグッズ販売には間に合わなかった。開場待ちの長い列に並ぶ気になれなかったので、会場周辺を散策して、並ばずに入場できるのを待つことにした。だが、これが仇となあって、ようやく入場したら、物販コーナー前には人集りが出来ていた。17時開演予定だったから、グッズは終演後にじっくり品定めすることにして、客席へ向かった。

17時を5分くらい過ぎた頃、幕が開いて静かにコンサートは始まった。セットリストは後述の通り。全15曲中、13曲は最新ベスト盤「しばづくし」に収録されている。ベスト盤の選外になった2曲が、本編中盤の衣装替えの後に続けて披露されたのは、何か意図があったのか?

ベスト盤の目玉だったインディーズ時代の3曲からは「パズル」、そして、Chemistryと中島美嘉、それぞれに提供した曲は両方ともやってくれた。特に、「パズル」は新鮮だった。長いこと歌っていなかったせいか、見事に出だしをトチってやり直すという、ライブならではの微笑ましいハプニングがあった。Chemistryの「月夜」は、アンコール恒例の観客リクエストに応えたもので、無伴奏で前半だけ歌った。

たった15曲(+バンド演奏のインスト1曲)だったが、毎度お馴染みの脈絡の無いMCが長めだったりして、本編凡そ1時間半+アンコールが3曲で30分余り。終わってみれば、時計は19時を回っていた。ほとんどのグッズが売り切れになっていた。

終演後のパシフィコならではのお楽しみは、海側のテラス出入口が開放されることだ。潮風に吹かれながら、昼間とは違う景観に、写メを取り捲った。みなとみらい駅の崎陽軒の売店で、チョット豪華なシウマイ弁当を買って帰った。

Jun Shibata: 15th Anniversary Special Moon night Miracle party
2016年1月11日(月・祝)パシフィコ横浜国立大ホール
  1. 十数えて
  2. 隣の部屋
  3. 後ろ姿
    [[ MC:greeting of welcome ]]
  4. あなたの手
  5. 救世主
  6. 哀れな女たち
    (( "Hideking" instrumental tune by the band=change of costume ))
  7. 白い世界
    [[ MC:15th anniversary gratitude & introduction of the musicians ]]
  8. かなわない
  9. 未成年
    [[ MC:Japan's Darkest Singer & しばづくし ]]
  10. パズル(出だしをトチってやり直す)
  11. それでも来た道
  12. 月光浴
    <アンコール>
    [[ MC:information of concert merchandise & Q&A session ]]
  13. 月夜 written for Chemistry 2002(a cappella by request)
  14. written for Mika Nakashima 2008
  15. 今夜、君の声が聞きたい
    Musicians:
  • 松原秀樹(Bass)
  • 田中義人(Guitar)
  • 森俊之(Keyboards)
  • 江口信夫(Drums)
  • 坂本昌之(Piano、Musical Director)

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