帝一の國 (2017日本) [永野芽郁月間・番外編]

映画公式サイトへ月は変わってしまいましたが、これで本当に完全制覇できたのでしょうか?トレーラーで紹介される俳優が男性ばかりだったため、一瞬(否、二瞬か?)だけ映る永野芽郁に気付かず、危うく味噌捏ねる(=見損ねる)ところだった「帝一の國」。毎月一日のファーストデイを利用して、観に行きました。

ターゲットにしている観客層は学生だと思うのですが、探せば仕事帰りに見れる所がありました。TOHOシネマズ南大沢です。シネマシティMOVIXに続いて、しばらく行っていなかった映画館巡りみたいになってしまいましたが、ここはナント今年初訪問となりました。

久しぶりで訪れたら、売店が下の階に引っ越していました。チケット・カウンターがパンフレット売り場兼任で、土日祝日は邪魔にならないのかと思うような感じで、映画関連グッズの陳列什器がロビーにデ~ンと置かれていました。上の階の売店跡には、映画のパネルが並べられていて、同じくらいの広さだと思うのですが、ダダっ広い空き地状態でした。

それにしても、夜10時からの上映というのは、一体どんな客が見に来るのだろうかと思ったら、大学生や仕事帰り風のカップルでした。でも、一番ビックリなのは、一旦帰宅してから、クルマで出掛けて、間に合ってしまったという事実です。なぜクルマで出掛けたのかと言えば、4月22日から近隣駐車場と提携して、3時間無料サービスがスタートしたからです。

ただ、どういうわけか、提携したのは、TOHOシネマズが入っているfab南大沢ではなくて、向かいのパオレビルの駐車場です。歩道と車道が完全分離されている南大沢駅周辺では、歩行者目線だと、遊歩道を挟んで向い合わせのビルですが、クルマ目線だと、fabもパレオも、同じ線路沿いの道路に出入口がある、横並びのビルなんですね。

TOHOシネマズ南大沢提携駐車場案内TOHOシネマズ南大沢内の売店跡

さて、肝心の映画ですが、大人の権力争いを、名門進学校に置き換えて描いた物語です。しかも、所々に父親同士の確執を織り込む事によって、二世・三世の政治家がはびこる現実の政界を、大袈裟かつ皮肉タップリに描いていました。一風変わった学園ドラマとして、それなりに楽しめましたが、SunHero的に良かった点は、エンドロールでした。

数少ない女性キャストの中でも、主人公=帝一(菅田将暉)の中学時代からの彼女=美美子の存在は大きかったですね。男達の権力闘争を、謂わば庶民の立場で傍観している訳ですから、大袈裟に言えば全有権者の代表という位置付けです。それを永野芽郁が一手に引き受けていると言ったら、贔屓の引き倒しでしょうか?

男女交際禁止の男子校という、某男性アイドル事務所みたいな設定だと、帝一に彼女が居るという事実だけで、学校での立場は気まずくなるはずです。だから、帝一は夜中に彼女の家を訪れ、糸電話で会話するという徹底振り。実際、政治家にとって女性スキャンダルは政治生命を失いかねない訳で、だからといって美美子とのデートが料亭という徹底したバカさ加減は、なかなか愉快でした。

映画の中では、ほとんど当たり障りの無い演技に終始した永野芽郁ですが、エンドロールでは魅力全開でした。ただ、なぜか後半のスタッフ紹介になった途端、永野芽郁はスクリーンから追いやられてしまい、黒地に人名や団体名がダラダラと映し出されるだけになってしまいました。どういう事情だったのでしょうか?これほど中途半端なエンドロールを見た事がありません!(怒)

<2017-06-06補足>
そもそもYouTubeで見れるじゃん!「帝一の國」美美子ダンス特別版
映画は面白かったけど、わざわざ仕事から帰ってきてから、クルマで出掛けてまで見る意義は、全く無かったようだ。

そういう訳で・・・・やっぱ、この映画、プロミスだ!(笑) じゃなくて、永野芽郁月間としては、やっぱ番外編だわ。

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帝一の國
Excerpt:  登場人物は大まじめなのに振り切ったコメディってなかなかないのだけど、本作は登場人物がそれぞれ大まじめにおかしなことをしまくる優れもの。政治への風刺も入っているし、イケメンたちの肉体美も楽しめるし、1..
Weblog: 映画好きパパの鑑賞日記
Tracked: 2017-06-21 07:01
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