ご存じの方はすぐに気が付くと思いますが、Daryl Hallが2007年から始めたWebcast=“Live from Daryl's House”の文字通り「自宅スタジオ」をそのまんま借用したようです。Darylのアドリブがそのまま収録されていたり、Bobbyのサックスが微妙にブレているところから察するに、アルバムのベーシック・トラックとライブ音源を巧みに重ねたもの思われます。
上記動画から関連動画をハシゴして行ったら、Joe Jacksonとのジョイント・ツアーのライブ映像がありました。共演している弦楽四重奏団は、ニューヨークを拠点に活動しているEthelというグループです。ホール規模のコンサートは無理でも、Blue Note Tokyoとか、Billboard Liveとか、そうそうZeppなら、日本各地にあるのに、なぜ来日公演は実現し無かったんでしょうか?
Todd Rundgren & Joe Jackson featuring Ethel:
この編成で▼あのスローなヘビメタ・ナンバー▼まで演ってます!
いつものアレンジだと、▼こう▼なります!
前にも書いた通り、JJの次に共演候補に挙がったのが、新作でついに公式に共演を果たしたDonald Fagenでした。JJをYouTubeで手繰って行ったら、結構Steely Danの曲をカバーしていたんですね。英米の違いはあれど、TRが共演相手に選ぶアーティストって、タイプが似ていると思いませんか?
Joe Jackson covers Steely Dan:
"Reeling In The Years" SD's 1st Album “Can't Buy A Thrill”
"King Of The World" SD's 2nd Album “Countdown To Ecstasy”
昨年のライブでは、こんな曲もカバーしてます。(SD's 3rd Album “Pretzel Logic”)
それにしても、今度のコンサート・ツアーでは、TRもついにLEDスクリーンを使っているんですね。曲毎にドラスティックな演出が出来るから、新作“White Knight”のようなアルバムを視覚化するのに最適ですね。もし来日公演の日程が決まったら、来日が実現しなかった前作“Global”の分まで楽しみたいと思っていますが、果たしてどうなることやら?
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