★Artist of the Year: ピコ太郎(a.k.a. PIKOTARO)
¶ YouTubeで拡散した世界的ヒット“PPAP”には、グローバルな浸透力を的確に測る尺度が無い。今後こうした国際的なヒットが次々に登場するだろう。単なるノベルティー・ヒットでは片付けられらない可能性を提示したという意味で、象徴的な先例だと思う。
¶ アメリカでは、老舗の音楽チャート=Billboard Hot 100に、トータルで4週ランクされた。そのチャート・アクションも、実にユニークだった。
Oct.29,'16・・・・#77 (debut as Piko-Taro)
Nov. 5,'16・・・・ーー
Nov.12,'16・・・・ーー
Nov.19,'16・・・・ーー
Nov.26,'16・・・・#82 (re-entry as PIKOTARO)
Dec. 3,'16・・・・#93
Dec.10,'16・・・・#90
★Actress of the Year: 川栄李奈
¶ 朝ドラ「とと姉ちゃん」や、そのスピンオフドラマに出演したのが、授賞理由ではない。一昨年に引き続き、昨年も舞台「あずみ」のロングラン公演で、殺陣に次ぐ殺陣の過酷な芝居に於ける熱演が、とても感動的だったからだ。今年の更なる活躍を期待せずには居られない。(^u^)/
★Hall of the Year: オリンパスホール八王子
¶ FUNKY MONKEY BABYSのおかげで、一躍有名になった東京西部の八王子市。ミシュランの観光ガイドで、三ツ星というお墨付きを頂いた高尾山も、知名度アップに貢献した。そんな街の中心地=JR八王子駅の南口再開発で2011年4月に開館したのが、多摩地域で最大級2021名収容(立見席144含む)のオリンパスホール八王子だ。
¶ 木調の内装は格調高く、多目的ホールと言っても、クラシックや演劇向きのアコースティックな音響だ。旧・八王子市民会館より遥かに駅に近くなったとは言え、PAを使うロック・ポップス系には不向きな印象は拭えない。果たして、きゃりーぱみゅぱみゅのコンサート、音響的にはどうだったのだろうか?
¶ 授賞理由は至って単純だ。昨年最多の3回も訪れたからだ。いずれもクラシックのコンサートで、奇しくもピアニスト=中村紘子の生前最後の演奏に、居合わせる結果となった。
★Theater of the Year: TOHOシネマズららぽーと横浜
¶ もっと近くに2つもTOHOシネマズがあるのに、ららぽーと横浜まで出掛けた理由は、MX4DとIMAXがあるからだ。その割には、TOHOシネマズ新宿ほど混雑していない。しかも、平日なら駐車料金無料なんだから、正に感無量だ。今年も有給休暇をジャンジャン使って、映画を見に行こう!\(^o^)/
★Ticket Dealer of the Year: SMA☆TICKET
¶ その名の通り、Sony Music Artistsが所属アーティストのチケットをダイレクトに販売するシステムだ。登録料(=入会金)・年会費無料のclass BLUEと、最速先行予約やシステム利用料無料等の優待が受けられるclass REDの二種類の会員がある。
¶ 前者は、チケットぴあやイープラスと同様に、チケット代金の他に様々な利用料・手数料が掛かる。後者は、原則としてチケット代金以外は、コンビニ発券手数料もしくは郵送料しか掛からない。ただし、SMA有料会員として、最低でも月額324円が徴収される。
¶ 果たして、BLUEとRED、どちらが本当に得なのか?また、チケットぴあやイープラスと比べて、本当に諸費用が節約できるのか?依然疑問の余地は残るが、今後の展開に期待したい。
以上が、2016年の年間表彰でした。
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