2016年06月18日

オオカミ少女と黒王子 (2016日本)

映画公式サイトへ少女コミックの実写映画が次々に公開されているようですね。50代男が普通そんなもん一人で観に行く訳ないでしょ(実は最近、結構見てるけど (^^ゞ)。ところが、主演の二階堂ふみをはじめ、親友役の門脇麦、クラスメイトには池田イライザ&玉城ティナという、SunHero的には豪華キャスティング。勇気を振り絞って「オオカミ少女と黒王子」、オッサン独りで観に行きました。

何か怪しいと思ったら、監督は廣木隆一。昨年初頭の3ヶ月連続公開作品を、結果的に全部観ちゃったけど、今年前半は本作一本に絞って、三作分の制作労力を注ぎ込んだのか? 若い女の子たちが胸キュンキュンで見入ってしまいそうな、上々の出来でした。特に、先日二階堂ふみを「蜜のあわれ」で見ているので、見事に女子高生になってみせた役作りには、改めて感服させられました。

それにしても、原作を知らないという事は恐ろしい事で、「黒王子」は箱根の地獄谷で売っている「黒玉子」・・・・じゃない事はすぐ分ったけど、どうして二階堂ふみの演じた篠原エリカが「オオカミ少女」なのか理解に苦しんだ。まさかアニメ「おおかみこどもの雨と雪」の雪ちゃんが高校生になったのか?と、マジで思い込んでいた。

本当の意味が分ったのは、この感想文を書こうと思い、あれこれリサーチした成果だった。イソップ物語『オオカミと少年』の嘘つき少年に準えていたんですね。イケメン俳優たちに夢中な女子達のTwitterで、やっぱり「オオカミ少女」の意味が分らない女子ばっかの中、あの童話についてツイートしてた子がいて、オジサンもようやく合点が行った次第です。

そうは言っても、100%納得した訳じゃない。童話の嘘つき少年は、最後には本当に狼に襲われて、非業の死を遂げてしまう。一方、「オオカミ少女」は出来レース的ハッピーエンドを迎えて、めでたしメデタシだ。そうでなきゃ、原作コミックが映画化されるほど、読者に支持される訳ないよな。

さて、もう一人の主役=佐田恭也を演じた山﨑賢人くん、朝ドラでは主人公の出来すぎた夫役だったけど、果たして本作での「黒王子」振りはどうだったかと言えば、ドSっぽいのは序盤だけ。「黒王子」どころか、金髪に染めてワルぶって見せても、所詮は裕福な家のボンボン。劇団EXILEの鈴木伸之が演じていた、もう一人のイケメン=神谷望の方が、酒もタバコも女も好き放題やってます感が出ていたと思う。

人気上昇中の山﨑賢人だけに、あまり不良っぽく描くなと、事務所サイドから要望があったのかもしれない。否、年の離れた姉=佐田怜香(菜々緒)には、全て見透かされていて、全くウダツが上がらない。実は見た目ほど遊び人ではないというのが、賢人君の本当の役柄みたいなので、若い女の子たちの好感度は一層上がっちゃうじゃん。本当に役得だよな。

脇役で良い味出してたのが、門脇麦かな?直前に観た『太陽』よりは、分かり易い役柄でした。篠原エリカの中学からの親友で、他の高校に通っているのを利用して、エリカの仮想彼氏として協力したり、建前上は契約恋人の恭也への想いが抑え切れなくなっていくエリカに、冷静になるよう諭したり、・・・・同級生というよりは、年の近い姉的存在でしたね。SunHeroも、あんな姉貴がいて欲しかった。

・・・・という訳で、実は門脇麦2本立ての一日でした。
posted by SunHero at 03:54| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(2) | 日本映画鑑賞 | 更新情報をチェックする
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オオカミ少女と黒王子
Excerpt:  少女漫画原作のラブコメですが、ヒロイン役が二階堂ふみ、その友人役に門脇麦と、若くして怪優ともいうべき2人を起用しているので、怖い物みたさで見にいきました。ベテラン廣木監督だけあって、楽しめる内容です..
Weblog: 映画好きパパの鑑賞日記
Tracked: 2016-10-25 08:08

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