ついに、au半離脱を決行した。これで家族全員のスマホ(通信事業者)がY!mobileになった。更新月を10~11月に控えていたから、解約金を払ってまで8月に乗り換えるのは、明らかに馬鹿な行為だ。それでも、強行してしまったのは、au離脱を宣言してしまった意地だ。KDDIの飴と鞭には、もう惑わされないぞ!という抗議の意思表示だ。(半ば自棄クソとも言う!?)さて、Y!mobileというブランドは、格上の系列ブランド=SoftBankに遠慮しているような商品ラインアップだ。実情は知らないが、SoftBankで人気の機種は扱わない。不人気機種や一世代前の機種に、Y!mobile品番を付けて販売している印象がある。しかも、ほとんどが「おサイフケータイ」非対応なくせに、決してお安くない。だから、今回は初挑戦で、2013年に格安スマホ界に彗星の如く登場したFREETELのスマホに、Y!mobileのUSIMを挿すことにした。
きっかけは、ネットサーフィン中に偶然目に留まったFREETELのバナー広告だった。格安スマホ業界といっても、主にdocomoやSoftBankのSIMフリー・スマホ本体に、格安通信サービスを提供する事業者のSIMを差し替えるのが一般的だが、FREETELは自前のスマホ本体も格安だった。一番高い機種で3万円台で、外観もスタイリッシュだ。その代り、全機種「おサイフケータイ」非対応だ。SunHeroが自分で使うとなれば対象外だが、家族となれば話は別だ。
普通、メーカー直販サイトは定価販売だ。同じ定価販売でも、楽天市場やYahoo! Shopping、大手家電店のウェブストアなら、ポイントが使えたりして、多少は安くなる。ところが、FREETELはアウトレット特価市と称して、現行モデルの割引販売も行なっていた。しかも、au以外のSIMなら、大抵OKだ。
早速、家族の使っていたau URBANO L02と同等クラスの機種を物色した。結果は、ナ~ント最安のPriori3 LTEだった。定価12,800円が、アウトレットだと9,980円だ。最大40%引きという謳い文句には程遠い割引率だが、楽天市場や価格.comで調べても、ここまで安い販売店は見つからなかった。
FREETELのサイトにはチャット・サービスが付随していたので、色々質問した結果、FREETELの通話可能なUSIMを最安プランで一緒に申し込んだ。2年間という縛りどころか、即月解約もOKだったからだ。まずは、純正SIMでFREETELスマホを使ってみようと思ったのだ。
普段使用する家族と一緒に、URBANOとの操作方法の違いなど確認しながら、2週間ほど使ってみた。スペック的にURBANOに劣る点は多いが、そもそも本体価格が1/3以下だ。むしろ、この価格で基本操作性では引けを取らないFREETELには感服した。何よりも、同じ4.5インチ・ディスプレイながら、僅かに小さく・軽い点を高く評価して(気に入って)くれたので、安堵した。
不覚だったのは、FREETEL側とY!mobile側で、Priori3 LTEのスペック認識に差異があった事だ。もちろん、非があったのは後者だ。Y!mobileの『接続実績のある他社端末』一覧に、誤表記があった。後継のPriori3S LTEはnanoSIM対応だが、Priori3 LTEにはnanoSIMを挿せるスロットはない。ところが、Y!mobileはnanoSIMで動作確認したと掲載していた。
この件では、Y!mobileサイトのチャットで解決せず、Priori3 LTEを最寄りの店舗へ持って行って確認してくれということになった。だが、いざ店舗に行ってみれば、店頭で動作確認は行なっていないし、microSIMで試してみる場合、契約が先だと言われた。nanoSIMで動作確認が行えたという矛盾点については、店員がサポートセンターに問い合わせた。しばらく待たされた後、サポートセンターからの折り返しの電話は、呆れた事に「分らない」という回答だった。
頭に来たので、無駄足に対する誠意を見せろ!と、店員に詰め寄ったら、奥から店長らしき人が出てきて、他のお客様の手前もありますのでという理由で、ふてニャン缶は1つしかもらえなかった。別途封筒に入った状態で渡されたクーポン券は、新規・機種変更時の値引券だったが、有効期限は2016年12月31日だった。まだ1年にも満たないAquos Crystal Yにすら使えない。
数日後、Y!mobileサイトのチャットで、前述の顛末を伝え、誤表記かどうか、確認して欲しいと依頼したら、テクニカルサポート直通の、ただし、通常の通話料金が掛かる番号を案内された。連続通話時間に制限のないauスマホで問い合わせた。
トータル通話時間は20分20秒だが、テクニカルサポートのオペレーターに繋がるまでに5分42秒、オペレーターがこちらの依頼内容を理解するまでに約3分、このままお待ち下さいと言われてから待つこと約5分、女性オペレーターが技術スタッフに繋ぎますと言われて1分弱、男性スタッフにもう一度矛盾点の説明をしたら、ようやく誤記載の可能性を認め、調べてくれる事になった。
即日回答は難しいので、2-3日の猶予が欲しいということだった。渋々承諾したが、間に土日が入った上、月を跨いでしまう事が確実になった。すなわち、auスマホの料金が、8月分まで課金される事を意味する。冷静に考えれば、FREETEL SIMだけ解約して、auの解約金が掛からない10月まで我慢すべきだった。
しかし、この時点では「auひかり」から「SoftBank光」へのMNPも同時進行中だったため、8月中に「auひかり」が自動解約になると、9月・10月はスマートバリュー値引きが適用されなくなる。auスマホの月額料金が、一気に7,000円近くに跳ね上がる。Y!mobileのUSIM購入だけでも、ワンキュッパ割が適用されるので、試算上は月額3,500円程度だ。MNPを強行した。
結果的には、スマホのMNPを強行したのは失敗だった。「SoftBank光」へのMNPが、1Gbps⇒100Mbpsになると判明したからだ。SoftBank BBへクレームを入れて、申し込みをキャンセルした。上手くやれば削減できたはずの多額の出費は、将来のau完全離脱の手切れ金だと思って、割り切る事にした。
週が変わって、月も跨いだ8月1日夕方に、Y!mobileから電話があり、誤表記だったことを認めた。WEB上の記載も修正済みだった。だが、それ以上の事は、何も申し出が無かった。auスマホ1ヶ月分を負担しろ!と迫ったが、丁重に断られた。別の形でも構わないから、誠意を見せろ!と粘ったが、ひたすら謝り続けるだけだった。
選りに選って、FREETELで最安のPriori3 LTEだけ、Y!mobileの動作確認済み機種一覧に誤りがあったとは!こういうのを、本当の意味で「安物買いの銭失い」と言うのだろうか?
8月4日に再度auにMNP転出の申請をし、転出予約番号をもらってすぐ、Y!mobileにmicroSIMの申し込みをした。8月6日にSIMが届いたが、2日後までに審査結果が出るので、それまで「待て!」という注意書きがあった。その間、「お手」と「お代わり」でもしてろ!ということか?(笑)。
とにかく、SunHeroの場合は、8月8日になったら、SIMを挿しても良いということだ。それにしても、審査って何だ?可否の連絡はどうやってくるの?圧倒的に説明不足な同封書類に苛立った。
8月7日の深夜、いつものようにメールの選り分けをしながら、日付が変わるのを待った。呑気に楽天のアンケートに答えていたら、8月8日になっていた。早速、FREETELのPriori3 LTEから、FREETELのSIMを抜いて、Y!mobileのSIMを挿して、電源を入れた。
いつもの手順でスマホのロックを解除すると、通信事業者(APN)を選択するよう促された。自動選択をタップしたら、ロック画面に「Y!mobile」と表示されるようになった。これで全て完了したのかと思って寝てしまったが、実際にはまだ審査中だったようだ。
8月8日の夜、いつものように「帰るコール」をしたら、「この電話番号はお客様の都合により現在使えません」というメッセージが!帰宅後、夕食よりも先にFREETELスマホのチェックをした。審査結果はSMSで届いていた。配信時刻は午前10時52分だった。もちろん、OKだ!だが、APNを変更しただけでは、不十分だった。
SMSに記載されていた『ソフトウェアのダウンロード』をタップしたら、このままLTE通信でダウンロードを継続していいかどうか尋ねてきた。さらに、契約プランの通信容量をかなり消費してしまうので、無線LANかPC経由でのダウンロードを勧められた。幸いFREETEL SIMの時に設定した宅内無線LANの接続が生きていたので、無線LANを選択した。
夕飯を食べ終わった頃、FREETELスマホの画面をタップしたら、ダウンロードは終わっていて、ソフトウェアの書き換えを実行するので、再起動をするよう促された。いよいよシステムメモリーの仕様が、FREETELからY!mobileに書き換わるという訳だ。
気が付くと、スマホの電源がOFFになっていた。早速、電源を入れると、今度は一年前にも経験したY!mobileの初期設定だった。使う人の事を考えて、ロック解除は最もシンプルな方法にした。アカウントの設定では、まずGoogleを設定した。たちまちGoogleの電話帳に登録されていた情報が、スマホに格納された。
auスマホ本体の電話帳にしか登録していなかったデータは、再度手入力する破目になった。URBANOからmicroSDカードへバックアップする際、うっかりauのバックアップ・アプリを使ってしまったのだ。単なる機種変更なら、それで十分だが、通信事業者まで変更なんだから、Yahoo!あんしんバックアップとか利用すべきだった。Y!mobileの「Y!」はYahoo!の短縮形なのに、au離脱を標榜しながら、とんだケアレス・ミスをしてしまった。
それから、Y!mobileのメールアドレスを取得し、次にMMS用のメールアドレスを取得し、MMS用に設定した。この時点で午前2時を回っていたので、初日の設定を終了して就寝した。反省点だらけのMNPに、なかなか寝付けなかった。


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