
例によって、チケぴ絡みなので、チケット代だけで3,500円。しかも、このイベント限定のグッズ販売があって、セット購入すると、700円お得な3,000円也。つい雰囲気に呑まれて、何が出るかは回してみてのお楽しみ=ガチャポン(1回400円也)までやっちゃいました。SunHero的には、美山加恋とハイタッチ出来れば十分満足でしたが、通過儀礼(?)で先に男性陣とハイタッチ。でも、ここまでやるイベント、滅多に無いと思います。
残念ながら、フォトセッションでは、お目当ての美山加恋すら、まともに撮れていなかったけど、出演者を間近で見れたのは、貴重な経験でした。丁度、登壇者が巡回する通路沿いの席だったのです。ただし、SunHeroの方を向いてくれた時にシャッター押しても、文字通り手遅れでした。連写モードにしておいたはずなのに、上映中一旦スマホの電源をoffにしたら、リセットされちゃったみたいです。
折しも、サミット直前だったからか、会場周辺にはやたらと警官がいました。それもそのはず、近くにアメリカ大使館があるんですね。道を間違えたら、特に警官が密集しているエリアがあって、黒地に白文字で「燐寸少女」とプリントされたトートバッグ提げたオッサンが、うっかり通り掛かっちゃったという訳です。警官の視線を感じつつも、平然と通り過ぎるのは、ドキドキものでした。それでも、日頃の行いが良かったおかげか、職質はされませんでした。
余談ながら、会場のニッショーホールは、カタカナ表記だったので、商工会関連の施設かと思っていましたが、実は日本消防会館だったんですね。茶目っ気タップリな自動販売機を見つけたら、思わず写メしちゃいました。742名収容のホールは、本格的な映写機を常備していて、照明&音響もコンサートや芝居・講演会など、多様なニーズに対応した立派な設備でした。
肝心の映画は、3つのエピソードを交互に見せる構成でした。燐寸少女が各エピソードのキーパーソンに無料支給するマッチは、それを灯した人の妄想を具現化する道具です。ただし、使い方を誤ると、悲惨な末路を辿ることになります。最初の2つのエピソードは、観ているコッチまで凹みそうなほど無残な結末を迎えますが、3つめのエピソードは心温まる終わり方なので、ほのぼのとした灯火が心に残る気分になりました。
主演の佐藤すみれは、AKBグループの現役メンバーながら、ホリプロ所属ということで、舞台や映画・ドラマに活躍の場を見出しているようです。映画は本作が2本目の主演だそうですが、3つのエピソードの繋ぎ役として、本来は重要な立場のはずなのに、薄幸少女振りと相俟って、物凄く影が薄くて、原作漫画を知らないので、全く役柄が理解できませんでした。
美山加恋は、3つめのエピソードの終盤になって、ようやく登場します。宣伝ポスターでも、主要キャストの名前の下に、小さな字で名前が載っているのは、出番がそこしか無いからのようです。でも、非情な展開を執拗に見せられ続けた後で、一気に雰囲気が変わるので、非常に重要な役目を担っています。
こういうイベントが無かったら、まず見ることの無い映画だと思いますが、イマドキの若者に人気漫画を介して、恋愛で何が一番大事かを諭すのが主眼なのかな?と思いました。結構、心に沁みる作品でした。
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SunHero
ふじき78