
ネーミング・ライツで「渋谷C.C.Lemonホール」に改名している間に、一目で分かるだけでも、座席や正面玄関、2階の売店コーナーが改修されたが、東日本大震災に遭遇し、耐震補強から建て替えに、大幅な計画変更となった。解体工事は来月から始まり、着工は来年6月、完成は2019年1月の予定だそうだ。完成すると、地上6階・地下2階の建物になる。
SunHeroは休館になる13日前に見納めに行った。BONNIE PINKのデビュー20周年ライブが開催されたからだ。帰り際に周囲を散策していたら、建築計画の公示版を見つけた。何気に写メを撮った。PCへ取り込んでおいたものの、未整理だったので、昨晩整理していたら、聞き覚えというか、見覚えのある会社名に気付いた。
下の画像をクリック(タップ)して、よ~く見て欲しい。建築主の業者名が!!!!!!
工事はこれからだから、杭打ちで悔いが残ることは無いと思うが、下請けの杭打ち業者が気になって仕方ない。建て替えられた新・渋谷公会堂が、今後予想される首都直下型地震に耐えられ、且つ、ミュージシャンの新たな登竜門として、立派に使命を果たせるのか心配なのだ。
JR東日本・中野駅北口では、再開発で次々に有名大学の新しいキャンパス(ビル)が建てられたが、計画には中野サンプラザの解体工事も含まれている。建て替えでは無いところがミソだ。隣接する中野区役所も建て替えの計画があり、両者を一体化した新しい複合施設になるものと思われる。
SunHero的には、中学生の頃から、中央線一本で行ける、数少ない外タレのコンサートが観れる、最寄りのホールだったので、渋公より親しみがある。だから、1980年代後半のバンド・ブームで、渋公が新人バンドの登竜門として脚光を浴びるようになったのは、合点が行かなかった。噂では、NHKホールにも建て替え計画があるらしい。
いずれの建物も、建て替え後、懸念される震災が起きる前に、建物が傾きだすことのないよう、特に耐震性と杭打ちは、厳しくチェックして欲しいものだ。
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