映画館での上映が興行採算的に難しいのは、素人のSunHeroでも推察できるが、ライブ自体のクオリティだけでなく、映像作品としても高い評価を得たDavid Lynch × Duran Duranのコラボ作品が、3年の歳月を経て日本で劇場公開された。全国公開と言っても、東京では公開日がオープン日だったTOHOシネマズ新宿だけだった。コレも何かのお導きだと思い、ついでに観ることにした。
僅か一週間の上映だったらしく、どの映画情報サイトを見ても、上映スケジュールが確認できない。正に運命的なタイミングで鑑賞できた。詳細は公式サイトをはじめ、映画情報サイトや芸能ニュースサイトでも紹介されているが、この手の公式サイトがいつまで公開されているか分からないので、セットリストを最後に掲載しておきます。
先日のエアロスミスのコンサート・フィルムのように、観衆の熱気まで余す所なく収録したストレートな映像とは対照的に、インターネットを介したオンラインで鑑賞しても飽きないよう、ライブの醍醐味を強調するような映像的ギミックが随所に盛り込まれていた。人によっては、それがウザイと感じるだろうが、そう感じさせないところがDavid Lynchの手腕だろう。
さらに、映画館の設備も上映にウッテツケだった感じだ。TOHOシネマズ新宿の12スクリーン中でも、Screen 12(73席)に次いでキャパの小さいScreen 1(86席)だったが、最新鋭のスクリーン以外の全スクリーンが5.1ch対応だけあって、ライブハウスに居るような臨場感があった。正直言って,立川のシネマシティの「極上音響上映」

だからといって、もし来日公演が決まっても、渋谷公会堂以上の大きな会場だったら観に行かないだろう。あの臨場感が味わえるとしたら、渋谷のduo MUSIC EXCHANGEとか、恵比寿のLIQUIDROOMといったライブハウスだろう。SunHero的には、恵比寿ザ・ガーデンホールで、後方のひな壇上の座席だけ用意し、ステージ前は立見にして欲しい。モチロン、SunHeroは後方で構わないから、座って鑑賞したい。

- Return To Now
- All You Need Is Now
- Being Followed
- Planet Earth [with Gerard Way] (Duran Duran 1981)
- Friends Of Mine (Duran Duran 1981)
- Notorious [with Beth Ditto] (Notorious 1986)
- Blame The Machines
- Hungry Like The Wolf (Rio 1982)
- Safe (In the Heat of the Moment) [with Mark Ronson]
- Leave A Light On
- Ordinary World (The Wedding Album 1993)
- The Man Who Stole A Leopard [with Kelis]
- Girl Panic! [with Mark Ronson]
- Careless Memories (Duran Duran 1981)
- (Reach Up for the) Sunrise (Astronaut 2004)
- Rio (Rio 1982) ≪ENCORE≫
- Come Undone [with Kelis] (The Wedding Album 1993)
- 007 Theme Song Medley(instrumental)~
A View To A Kill [with Mark Ronson]
(Soundtrack from “007:A View To A Kill”) - Girls On Film [with all the guests] (Duran Duran 1981) All the songs from the album “All You Need Is Now”
except where noted
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