バラ売り品をまとめ買いするよりは、かさばらないし、出費も抑えられて、合理的な買い物の仕方だとは思いますが、いずれも未開封のまま越年してしまいました。首尾良く入手できたことで、安心してしまった訳です。
それではセトモノならぬ、セット物のランキング発表です。
Rank Title / Artist No. of Disks List Price (Origin)
- The U.S. Box / ビートルズ 13 ¥31,500 (国内盤)
- コンプリート・アルバム・コレクション / サイモン&ガーファンクル 12 ¥18,000 (国内盤)
- アルバム・コレクション Vol.1 1973-1984 / ブルース・スプリングスティーン 7 ¥15,000 (国内盤)
- The Polydor Years 1986-1992 / Moody Blues 9 ¥11.716 (International盤 Tower)
- The Complete Albums Collection / Alan Parsons Project 11 ¥8,218 (EU盤 Tower)
順位は単純に店頭価格の高い順です。従って、国内盤で購入した3作品が、Top3を独占しました。ちなみに、輸入盤は購入先の値引前価格を基準にしました。その結果、「レア物」部門に続いて、Alan Parsons Projectがまたもやランクインとなりました。
複数部門への重複ランクインは回避するという、かつてのルールを適用した場合、5位には同じくCD11枚組セットのElectric Light Orchestra “The Classic Albums Collection”がランクインするところでした。やはり、未発表アルバムが陽の目を見たという付加価値のせいか、A.P.P.の方が大元の価格も高いようです。
そんなA.P.P.よりも枚数に反して高額となったMoody Bluesは、日本では一部マニアックなファンを除けば、ほとんど無名なバンドですね。海外では本作の前にも、“Timeless Flight”なるCD&DVDの17枚組セットが出ていますが、どちらも国内盤が出る気配は全くありません。ちなみに、9枚組の内訳は、CD6枚、DVD2枚、アナログ・シングル盤1枚となっています。
日本で最後にオリジナル・アルバムが一斉再発された際、なせか“Days Of Future Passed”から“The Present”までの10作品だけでした。今回その続きが、“Polydor Years”というタイトルでひとまとめにされたことで、謎は解けました。あの10作品は、例えるなら“Decca/Threshold Years”だった訳です。
「○○Years」なら、圏外にBee Geesの“The Warner Bros. Years 1987-1991”があります。英国デビュー以来所属していたRSOが店じまいしたため、レーベル・メイトのEric Claptonと共にWarner Brothers Recordsへ移籍しました。在籍時の4作品が、CD5枚組のBox Setで発売されました。今やGibb三兄弟では、長兄のBarryのみ存命なので、あの鉄壁のハーモニーを生で聴くことは、もう出来ません。
さて、次はバラ売りCDのまとめ買いアーティストの発表です。
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